timor's log

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This article was written on 26 5月 2005, and is filled under bird & goldfish, birds.

老衰?

春鹿の状況です。

ほぼ自分で歩く事が出来なくなりました。
右足自体は動くのですが握力が全く無い状態です。
餌は食べれているものの消化能力が落ちてきているのか
そのうに泡が溜まっていて非常に嫌な状態です。
歩けないせいかお尻も汚れてきて
何度も見覚えのある嫌な状態です。

昨日はシリンジとシリコンチューブを購入したので
給餌カテーテルを作成しました。
昨晩はそのうの泡を少し抜いてあげて
強制給餌を行いました。
今朝も強制給餌をしましたが
目に力が無いのが気になります。

換羽が終われば
元気になってくれるのではないかと
希望を持っていますが
消化能力の低下は
死に向かっているとしか思えません。
老衰という状態なんだろうかと思っています。

家禽化がされた種類の生き物は
生と死の境界が曖昧になっていると思います。
野鳥や野生動物といったものは
極限まで自らの弱さを見せないので
こちらが驚く程急に逝ってしまいますが
ペットになってそれなりに長い歴史を持つ種などは
給餌や投薬を行い続ければ
ずるずると生きながらえる事が可能である事が多い様に思います。

いつもいつも思う事ですが
こうやって給餌をし続ける事
投薬を続ける事で
生きているのだとすれば
それは果たして正しい事なのだろうか?と。
もしかしたら苦痛を長引かせる様な
残酷な事をしているのではないか?
まだ生きていて欲しいという私自身の我侭だけなのではないか?
なんて事を思ってしまいます。
もちろん回復する見込みがある子には
全力を尽くして努力しますが
そうではない子の場合は
毎回考えさせられます。

いつか自分の中で答えが出るかもしれませんが
看護はこのまま続けていきます。

しかし、12歳も生きればお疲れ様と言ってあげる状況になっても仕方ないのかもしれません。

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