結構気にして鳳陽のお尻を何度も確認していました。
腸が飛び出すことは無かったので
取りあえずは一安心ですが
どうもお腹を壊しているのか
肛門に尿酸が固まっているのが気になります。
確認する毎にお湯を含ませた綿棒で綺麗にしていました。
処方されている薬のうち
消化剤(液体)は糞の通りを良くする為と言われたので
もしかしたらそのせいなのかもしれません。
(薬のせいだけならいいなぁ)
この薬、非常に消化を促進するのか
凄い勢いで餌は食べていました。(^^;
しかし、飲水量も結構多い・・・
まぁ腸を手術したのだから普通の方がおかしいか。(^^;;;
糞が割りと水っぽいので
食べている割には栄養を吸収出来ていない?と過保護に心配なので
寝かせる前に強制給餌を行いました。
#強制給餌用シリンジの作り方は最後に記載しています。
浦霞は本日テーピングの交換をしました。
今日はちょっと嫌がられて無駄にテープを使う羽目に・・・orz
それでも前回よりもテーピングが上達した気がします。(笑
しかしテーピングが必要なのが鳳陽だったら絶対に一人では出来なかったです。
彼女は死ぬほど暴れるので・・・
浦霞はそのあたりは良い子なので限界までじっと我慢してくれます。
暴れても駄々っ子みたいな暴れ方なので大した事が無いので助かります。
傷口はかなり乾燥してきていました。
良かった。(^-^
抗生物質の軟膏を今日も塗ってから
楽しい差し餌の時間です。(笑
最近、雛を育てていない私にサービスしてくれているのか
口をあけて催促してくれるのは雛を育ててるみたいで結構楽しいです。(^-^ヾ
写真は本日の浦霞。
強制給餌用シリンジの作り方
出来れば事前に獣医師の指導を受けてから作成、使用してください。
特に自信がない方、病鳥看護の経験があまり無い方は
必ず獣医師の相談の上で行ってください。
なお、この給餌用シリンジはフィンチ対象です。
チューブを噛み切ってしまう鳥の場合は金属のフィーディングニードルを使用します。
通常はシリンジとネラトンカテーテルを使用しますが
シリンジはともかく、ネラトンカテーテルは医療関係者でないと普通には入手が難しいので
今回は入手可能なものでの作成です。
かかりつけの獣医さんによってはネラトンカテーテルを下さる場合もありますので
相談してみてください。
但し、ネラトンカテーテルは下記のシリコンチューブよりずっと細いので
熟練していないと難しいかもしれません。
慣れないうちはあまりお勧めしません。
シリンジとシリコンチューブを用意します。
これらは東急ハンズやホームセンターで入手できます。
シリコンチューブは外径が3mmのものを使用します。
シリコンチューブなので非常に柔らかく、体内を傷つける心配があまりありません。
また、外径3mmの太さは余程の事が無い限り気道に誤挿入する事もありません。
![]() 写真は2.5mlのシリンジですが 普通は1mlのもので十分です。 |
![]() シリコンチューブを加工してから シリンジに取り付けます。 (下記参照) |
シリコンチューブを適当な長さに切ります。
私の場合は大概7cm位です。
鳥の口に挿入する方の切り口の角を取ります。
ライターで切り口を炙ると、シリコンチューブが燃えますので(炎は出ずに真っ赤になります)
まんべんなく火が回ったら、すぐに水道で消火、冷やします。
燃えた部分を水で洗い流しながら指で良くこそぎ落とします。
この時、シリコンチューブ自体が燃えるので水をつけても暫くは熱い場合がありますので
火傷には注意してください。(私は良くやりました;)
切り口からチューブがボロボロ取れなくなったのを確認したらシリンジに取り付けます。
ちょっと写真がぼけてしまいましたが
実際にカテーテルを挿入して強制給餌しています。(モデル鳳陽)
確実に素嚢(そのう)までカテーテルを挿入したのを確認してから給餌します。
目視でもいいのですが、慣れないうちは挿入前に素嚢の位置を確認し
チューブのどの位まで挿入したら確実に届いているか
チューブに印をつけておくといいかもしれません。
無理に押し込まずに飲み込ませるように力を入れずに挿入します。
また、1回の給餌量は1mlが目安です。
あまり多かったり、素嚢に既に餌が入っている場合は吐き戻してしまいます。
その場合は吐き戻したもので窒息しないように
速やかに吐かせてあげてください。
なお、これらは自己責任でお願いします。