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This article was written on 31 3月 2008, and is filled under bird & goldfish, birds.

黒龍 永眠

黒龍

野鳥出身で我が家に来た黒龍ですが、
8年目の換羽を超えることは出来ませんでした。
3月27日に永眠しました。

換羽を迎えてから、消化が良くない状態が続いていたので
毎晩、パウダーフードの給餌を続けていました。

その週に入って、極端に足腰が弱ってきたのですが
それ以外はいつものマイペースで過ごしていました。
ただ、いつもと違っていたのは
小鳥に認知症という様なものがあるとしたら
黒龍はそれに当てはまっていたのではないかと思う様な行動でした。

パウダーフードでどう考えても満腹なのに(素嚢はぱんぱん)
庭箱に戻した途端に餌を食べだすという行動が見られたからです。
せめて10数分は満腹な筈なのに・・・?と不思議でした。
他にも?と思う様な行動もちらほら見られました。

26日の夜に帰宅すると
庭箱の中で暴れている黒龍がいました。

餌を狂った様に食べたしたかと思えば
庭箱の中で放鳥時と同じように本気で飛ぼうとしたり
床やつぼ巣をキツツキの様に突きまくっていたり
羽づくろいのつもりなのか、翼に血が滲む位にやりだしたり
自らの足に噛み付きだしたり・・・
正常な行動ではありませんでした。

餌を食べている事もあり
その日も暴れる黒龍を押さえてパウダーフードの給餌を行いましたが
夜中には流石に体力が尽きてきたのか
目の前のもの(つぼ巣だったり、私の手だったり)を突つき続けるほかは
大分大人しく、というよりはぐったりしてきました。
まさに狂ってしまったという感じです。

そのまま、徐々に体力を消耗しつづけて眠りました。

この様な最後を迎えた子は、
首の腫瘍が神経を圧迫して永眠したシルバー文鳥の銀盤なのですが
それを考えると、脳に何か問題が出たのかもしれません。

黒龍

黒龍は現地で捕獲された野鳥として我が家に迎えて
今年は8年目、少なくとも7歳という
私も驚く位にチモール文鳥としては長寿の子でした。
非常に生命力の強い子だったのだと思います。
数年前に消化器官の異常で死に掛けたのですが復活、
最後に苦しんでいる時でも、その体のどこに体力が残っているのかと思う程でした。

黒龍とはとても良い時間を過ごさせてもらいました。
私が想像していたよりも長い期間、一緒に暮らせてもらえたのは本当に幸せです。
今はただ、ありがとうとお疲れ様でしたという気持ちです。
体には換羽真っ最中といった感じで
若い頃と変わらない位の筆羽が沢山ありました。
高齢だけに、相当に辛い換羽だったのだと思います。
本当にお疲れ様でした。
私がそちら側に行った時に再会する日を楽しみにしています。

写真は亡くなる数日前の写真です。
最後の写真になってしまいました。
こうして見ると、本当におじいちゃん鳥ですね・・・

十分納得できるお別れだったとはいえ、寂しいです。
特に今年は多くの子を亡くしたのもあって
空の庭箱を見るのが辛いです・・・

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