コンピュータは、むずかしすぎて使えない!
アラン クーパー Alan Cooper 山形 浩生
翔泳社 (2000/02)
売り上げランキング: 341767

お師匠様筋でお知り合いになった方からお勧めされた本です。
残念ながら日本では絶版になっていて、古本を探して手に入れました。
(洋書じゃ読めない・・・;)

著者は私がどうしても好きになれないVisual Basicの父であるAlan Cooper
(しかも好きじゃないのに、今のプロジェクトはVB・・・)
操作デザインの重要性やユーザービリティといった事に対しての問題提議といった感じです。
要するに、どういうソフトウェアを作るのが正しいかという事。
コンピューターの操作に慣れているプログラマにソフトの操作デザインなどを行わせると
ソフトはどんどん使いにくくなるといった内容。
邦題の「コンピュータは、むずかしすぎて使えない! 」よりも
原題の「The Inmates Are Running the Asylum」の方がしっくり来る感じです。
ただ、日本でこのタイトルは難しいかもですね。(^^;

面白いので結構分厚い本にも関わらず、すいすい読んでしまいます。
翻訳も上手いんでしょうね。退屈しません。
でも、後半に向うにつれて何となく違和感が出てきました。
なんかモヤモヤしながら、面白いから読み進めていく感じです。

何で違和感が出るのか?と考えてみると
問題定義で終わってしまっていて、明確な解決策の提示が無いんですね。
解決策があるとすればAlan Cooperの会社にデザインを依頼するという位でしょうか?(^^;
まさか自分の会社の宣伝という訳でも無いでしょうから
このあたりを解決するのは難しいという事なんだなと理解する事にしました。

と、色々思ってみても面白い本である事には違いないです。
操作デザインや「ペルソナ」の考え方は
私にとっては新たな視点を与えてくれました。(^-^