ジェフリー・アーチャー 日本を糺す
ジェフリー アーチャー Jeffrey Archer 永井 淳
講談社 (1993/01)
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アーチャーの小説ではなく、雑誌に連載されたコラムを単行本化したものです。

彼の得意とする政治を中心に日本を見てのコラムになっています。

出版年が1993年と随分古いので
登場する当時の首相は宮沢さんだったりと
随分懐かしい名前が並んでいますが
こうして読んでみると、
全然日本の政治体質というのは変わっていないようです。
ある意味でショックですね。
むしろ悪化している気もしますし・・・

アーチャーの本という事で手に取りましたが
毒舌家として有名な彼の著書だからか
日本人として耳の痛い事も大量に指摘されています。

特に興味深かったのは
外国人から見ても日本の政治家は金まみれという事と
某野党(今は名前が変わっていますが)は
与党に反対するための党となっていて
具体的な政策を挙げずに反対だけを繰り返しているという指摘でしょうか。
更には、日本の首相は誰が就いても同じ、経済には影響しないという事も。
先日の安倍首相の突然の辞任騒ぎで株価に影響が大きく出なかったのは記憶に新しいと共に、
日本の首相って・・・と思わされたのを思い出します。(^^;

外国人から見ても分かるのだなぁという事と
10年以上経ってもまだ同じ事の繰り返しという事もあって
時間の随分経過した今も十分面白く、痛く読めます。
むしろ今読む方がいいのかもしれないですね。(絶版本ですが;)
何も変わっていない事への危機感を改めて実感できます。