この著者の本は全部読んでいたと思っていたのに
うっかり忘れていたようです。(^^;
福島県立大野病院の帝王切開死亡事故をベースに
(無罪判決の出た今となっては読むべき時期を逃した感が;)
産婦人科医療とは、少子化対策とは、地域医療とは何かといった
著者がおそらく憤りを感じている事を題材にしています。
でも、まぁ難しく事を考えずとも面白く一気読みでしたし
読みながら自分自身も考えさせられる部分も多々あり
見事に著者の目論見にはまってしまった様です。(^^ヾ
主人公の女性医師が凄く良い味を出しています。
最後の方は背筋が寒くなる様な感覚を持ってしまう位。
男性よりも女性の方が多く共感出来るのではないでしょうか。