ソフトウェア開発のモデル化技法posted with amazlet on 05.11.24ジョン フィッツジェラルド
ペーター・ゴルム ラーセン
John Fitzgerald
Peter Gorm Larsen
荒木 啓二郎
荻野 隆彦
染谷 誠
張 漢明
佐原 伸
岩波書店 (2003/02)
売り上げランキング: 82,764
一度読んで挫折した本です。(^^;
記号論理学が苦手だったという理由もあり
実に購入してから1年以上も放置していました。
VDMの本としては日本ではこの位しか存在しないという事や
どうもVDMは避けて通れないらしいという事
入門!論理学を読んだおかげで
記号論理学に対して拒否反応が無くなった&分かるようになった事もあり
再度挑戦しました。
VDMは面白いですね。
使ってみたいし、ちゃんと理解したいと思います。
読み終わって言うのもアレなんですが
まだちゃんと分かっていません。(おぃ
何と言っても、この本が物凄く分かりにくいんですね。(^^;;;
読みながら沸々と怒りが沸いてくる本でした。
本気で不親切というか分かりにくいんですよ。これ。
もちろん、VDM自体が易しい訳ではなく
どちらかというと使いこなすには難しい方だと思うのですが
だからと言ってこの構成はどうなの?という感じ。
プログラム仕様記述論もその傾向があったと思うのですが
当たり前の様に記述されているコードが
全くVDMを知らない人には説明も無く唐突に出てくるので理解出来ない。
プログラムコードに無駄な言葉を1語たりとも書かないですよね。
意味が分からないコードが出ているのに説明無し。
特にVDMは仕様記述言語なので
1語たりとも分からない部分が出てきたら先に進めない訳ですし・・・
で、散々苦しんで読み進めていくと随分と後になって説明されてたり;
VDMを理解している人なら当然の事でも、知らない人には大問題なんですよね。
先に進めない・・・
何だか読みながらVDM自体に対してだけではなく
何故こんなにこの本は読みにくいのか?という事まで考えてしまいました。(^^;
うっかりVDM自体を嫌いになりそうな勢いです。
(多分、うっかり面白いと思うんですよね。VDM自体は。)
しかしながらVDMに関する本はこの本位しか無いのも事実。
どなたか分かりやすいVDMの入門書を書いてくれないかと本気で思います。