timor's log

Information

This article was written on 30 4月 2007, and is filled under books, technical books.

入門!論理学

入門!論理学
入門!論理学

posted with amazlet on 07.03.29
野矢 茂樹
中央公論新社 (2006/09)
売り上げランキング: 4504

ardbegさまからの課題の1つです。
他にもいっぱいある様な気もしますが・・・(^^;

この本が課題になったのは、おそらく記号論理学(数理論理学)が・・・という話を
過去にardbegさまにしたからだと思います。(そうですよね?
記号論理学が嫌いとかではないのですが
どうも論理記号(∧, ∨, ¬, ⇒とかいうヤツ)が覚えられない脳みその様で
何度メモにしようが覚えようが綺麗さっぱり記号を忘れるという
私にとっては脳みその隙間からこぼれ落ちてしまう領域です。
この手の本を読む時には毎回メモに論理記号とその意味、
更には対比する適当なプログラム言語の論理記号を書き出しておかないと厳しいという状態でした。
プログラム言語になってないと理解し難いんですよね。(頭悪;

この本はその論理記号を使わずに記号論理学を説明しようというものです。

記号論理が無いだけで、こんなに(私にとって)分かりやすいとは・・・と楽しくなる本です。
文体も親しみやすくてユーモアにあふれた感じなので楽しく読めます。
面白いです。

入門とありますし、文体も前述した感じなので
「さわり」だけかと思いきや、結構中身はきっちりしています。
主に通勤電車の中で読んでいますが
疲れていたり、寝不足だったりして朦朧として読んでいると分からなくなります。
実際に途中で気絶しかかってたのですが
ド・モルガンの法則が登場した時には「おお!」と復活、
さかのぼってがっちり読み直しました。
しっかりと理解して読み進めないと厳しい感じではあります。

ド・モルガンの法則はソフトウェアに携わると必ず出会うものの1つですが
(最近は遭遇頻度が多い気がする;)
意味は理解出来るけど、何だか居心地が悪いというか「しっくりこない」という感覚でした。
今回、この本を読んで「しっくりきた」感じがします。(^-^
あとは論理記号を覚えたいんですが・・・(^^;;;
これが何かのカルマの様に覚えられないときてるので・

と、色々感想を書いていて気が付いたのですが(今更;
課題としてご紹介くださったardbegさまは
論理記号が不憫なまでに覚えられない私の為に探してくださったのかも・・・
う~む、そうじゃなくて単純にご自身が興味を持ったからか・・・
分かりませんが、良い方に受け取っておきます。(笑
本当にどうもありがとうございます。m(_ _)m
もっと早くに読んでおけとかの突っ込みは無しの方向でお願いします。
(課題が出されたのは去年の11月でした;)

コメントを残す