墜落の夏―日航123便事故全記録 (新潮文庫)
吉岡 忍
新潮社
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8月中にエントリしておきたかったのですが
忙しくて書評(という程のものでもないけれど)が追いつかず。

墜落遺体を読んだ後に気になったのが
本当のところはどうだったのかという事と
事故に関わった方々のその後でした。

日航機墜落事故に関する書籍は探すと結構見つかるのですが
純粋に事実が知りたかったので
「謎」とか陰謀論とかが多くて食指が動かずにいた所に
この本を書店で見つけました。

期待通り、陰謀うんぬんは「そういう話もあがった」という程度で
事実を丹念に調べ上げ、
巨大システムを正しく運用していくことの難しさを伝えています。
講談社ノンフィクション賞を受賞したというのも納得です。

たまたま興味を持って、一通り知っておきたいという気持ちで手に取りましたが
飛行機に限らず、巨大システムに何かしら関わっている社会に生きる人間として
そしてモノを作る(一応;)エンジニアとして
この本は色々と考えさせられる機会となりました。
良書だと思います。