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This article was written on 12 7月 2009, and is filled under books, 外国人著者.

大聖堂―果てしなき世界

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大聖堂の続編です。

前作があまりに面白かったので迷う事無く読み始めました。

ヘンリー1世の時代から、本作はエドワード3世の時代に移ります。
100年戦争初期にあたります。

クレシーの戦いが出てきた際には「おお!」と思う位に嬉しかったです。(^^ヾ
この場面にエドワード黒太子も登場します。
(プリンス・オブ・ウェールズで出ています)
歴史で学んだ史実をこの様に楽しめるのはいいですね。

また、ペストの大流行における当時の状況なども垣間見れます。
主人公が酢とマスクを使って感染を予防するあたりは
有名な4人の泥棒の酢(Four Thieves Vinegar)からきているのでしょうか?
(あるいは設定年代ではある程度知られた予防法であったとか?)
そんな事を思いながら読み進めるのも楽しいです。

もちろん、ストーリー自体も非常に面白くて
まさに一気読みしました。
前作同様に分厚いので1週間はかかりましたが。

ヨーロッパ中世好きには非常に楽しめると思います。

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