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This article was written on 15 1月 2011, and is filled under books, fiction, 日本人著者.

蒼穹の昴

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基本的に日本人著者の小説は食指が動かないのですが
ドラマ化に伴って書店店頭に平積みされているのを目にして
また来月北京に行くことだしなぁ(この時は昨年の11月)と読んでみることにしました。

これがとても面白くて4巻を一気にに読んでしまいました・・・

史実に基づいたフィクションなので、混乱してしまう部分もあるのですが
知った北京の地名などが出てきたりすると
あの辺りは昔はこんな感じだったのかな?とか思いながら読み進めるのも楽しく
こんなに北京に行き始めるんだったら、もっと早く読んでおくんだったと軽く後悔。

内容には触れませんが、西太后が国民に慕われる良い人として描かれています。
稀代の悪女とされたのは海外メディアによるもので、実際は違うという設定なのですが
このことについて本当のところはどうなんだろうと
読み終わってから北京に行った際、北京散歩の劉さんに質問してみました。
答えは「とても悪い人で、この人のせいで中国の近代化が50年遅れた」とのことでした。
その後暫く、いかに西太后が悪かったかの話が続いたので
あー小説の中の話ってだけだったのね・・・と納得しました。(^^;
ちなみに西太后のことを
老仏爺(ラオフオイエ)(慈悲深いみ仏さまという意味らしい)と
国民が読んで慕っている様な表現もありますが、実際には宮廷内の話だけだったようです。
史実に基づいているだけでなく、登場人物も実在する人物名なので
フィクション部分と歴史と混乱します。

とはいえ、とても面白い小説です。
改めて紫禁城に行きたいなぁと思ったりするのですが
もう3回も行っているので、実際にはなかなか行く気が起きません。(^^;;;;;

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