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This article was written on 15 1月 2008, and is filled under books, misc.

議論のルールブック

議論のルールブック (新潮新書)
岩田 宗之
新潮社
売り上げランキング: 12995

あまり内容を確認せずタイトルだけでamazonに注文してしまったので
純粋に「議論」を対象としているのかと思っていたのですが
実際はネット上の議論に対して書かれています。
思っていたのとは違ったとはいえ、全く外している訳でもなく
かなり秀逸な面白い本です。

少し前と違って、今は誰でもインターネットを利用している状態。
色々な人が気軽に利用している状態です。
とんでもない人に遭遇する事もあれば
ネットは即、外部と繋がっているという事を理解しないままの利用者
ネットだけに限りませんが、文章の恐ろしさを理解しない人など、様々です。
顔が見えない分、余計にトラブルも起こりやすい様で
その件数たるや容易に想像出来ます。

議論という認識が無くとも、
意見を交わすという行為は議論と同じ事だと思います。
それをトラブル無く、有効なモノにするための知識として
この本はかなり秀逸だと思います。

「教えてちゃん」などについても深く考察されていて
そう。そういう事なんだよ!
と激しく同意しながら読んでました。(^^ヾ

議論の定義、目的についても
納得する部分や目からウロコの部分も多く
私自身、読んで良かったと思っています。
ネットを利用する人には是非読んで頂きたいです。

著者がどのような方なのかも知らずに購入していたのですが
エンジニアの方との事。
だからなのか、その考え方が非常に馴染みやすいというか馴染みのあるものでした。
全体的に論理学に基づいて書かれている所もいいですね。
この部分についても私の中で論理学に対してのちょっとした発見を得ました。

1点、気になるのは題名にもあるように「ルールブック」である事。
議論に参加する全ての人が「ルールブック」を理解して、遵守していないといけないんですよね。
難しいですね。(^^;
まぁ、まずは自分から。という事で。

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