SOA大全
サービス指向アーキテクチャ
導入・設計・構築の指針posted with amazlet on 06.03.31ディルク・クラフツィック
カール・バンク
ディルク・スラマ
山下 眞澄
日経BP社 (2005/11/23)
SOAとは何ぞ?と思って書店の店頭をざっと見てみたところ
いくつか同じテーマの本はあったものの
これが一番良さそうと思って購入しました。
サービス指向アーキテクチャって何だから始まって
どうやって導入していくか(コスト面まで考慮しながら・・・)
設計はどうあるべきか
実際にどう実装していくかまで
実例を踏まえながら解説しています。
私にとっては分かりやすくて良い本だったと思います。
何と言っても設計部分を一番知りたかったのですが
かなり細かくその思想も含めて
何度も説明されているので
非常に分かりやすかったです。
しかし
こういった本を読んでいると
SOAって特別な事かと錯覚してしまいがちなのですが
(私も実際そう思ってしまったりしました)
客先でコンサルティングをしている上司のアドバイスを聞いていると
あ。この考え方って俗に言うSOAか。
と目が覚めるような状態になる事がしばしば。
SOAと言っても特別な事ではないなぁと実感しました。
そういった意味では
この本にある
導入にはコストがかかる・・・
という部分。(結構繰り返されています)
状況や導入方法にもよりますが
SOAだから高い
という印象を持たせがちな気がします。
その部分についてはは一概にはそうとは言えないと思います・・・