カテゴリー : fiction

運命の息子〈上〉

運命の息子〈上〉
運命の息子〈上〉

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ジェフリー アーチャー Jeffrey Archer 永井 淳
新潮社 (2003/11)
売り上げランキング: 113,168

私の気に入っているジェフリー アーチャーの小説です。

割と最近(といっても数年前ですが)の作品で
まだ読んでいなかったので手に取りました。

彼の小説はどれものめりこみように一気読みしてしまうのですが
今までのとは少し違うように思います。
正直に言ってしまえば
各章が短くて展開が速いのはまさにアーチャーのお決まりのパターンなのですが
話の展開ではなく読み手である私の興味の展開が遅くて
途中まで読んでいて辛くなる感があります。
話の展開というよりも色々なエピソードの羅列の様な気さえします。
どうした?アーチャー・・・
といった感じでしょうか?

上巻の終わりに近づくにつれてそれも解消してきますが
何となく消化不良です。

しかしながら選挙や裁判、投資といった題材は
彼の得意とするところでしょう。
過去の作品程ではありませんが
これらのエピソードの部分は楽しめました。
下巻からの展開に期待します。

ケインとアベル

ケインとアベル 上 新潮文庫 ア 5-3
ジェフリー・アーチャー 永井 淳
新潮社 (1981/05)
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ケインとアベル 下    新潮文庫 ア 5-4
ジェフリー・アーチャー 永井 淳
新潮社 (1981/05)
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とにかくアーチャーらしい小説です。
一気読みします。(^^;

最近はダン・ブラウンのダ・ヴィンチ・コードがベストセラーの様ですが
そっちも面白いのですが
(それはそれではまりました)
やっぱりアーチャーの方が面白いし
私にとっては
元祖エンターテイメント小説
と思います。

ずいぶん前から繰り返し読んでます。

続編としてあるロスノフスキ家の娘も非常に面白いのですが
何故か絶版になっている様です。
ケインとアベルはまだあるのに何でですかね?
出版社の意向が分からないですね・・・

十四の嘘と真実

十四の嘘と真実
十四の嘘と真実

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ジェフリー アーチャー Jeffrey Archer 永井 淳
新潮社 (2001/03)
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ジェフリー アーチャーは元々好きで良く読んでいました。

昔はどこの書店にもあったのに
最近はあまり彼の本を見かけなくなりました。
そのあたりは彼自身が色々と話題性にあふれる行動をしていたのも
原因なのかもしれません。(^^;

短編集で気軽に読めるというのと
アーチャーらしくはないけれど
やっぱりアーチャーだなと思わせる
読者をひきつける文章で
満足した1冊でした。

異邦人

異邦人
異邦人

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カミュ 窪田 啓作
新潮社 (1954/09)
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中学生の頃からカミュ、特に異邦人が好きで繰り返し読んでいます。

元々情緒に欠陥というかそんなものを持っている子供であったのか
自分の大好きだった祖父が亡くなった時のお葬式で
周りの人の様に涙を流すことが出来ませんでした。

本人としては
いなくなってしまった
という事実が実感的なものとして理解出来ない
受け入れられない
というのがその理由なのですが
周囲の大人からは冷たい子だと言われたのを覚えています。

異邦人の趣旨とは少し違うとは思うのですが
ちょうどその頃この本と出会って
主人公のムルソーの気持ちが分かるような気がして
というより
自分の気持ちを分かってもらえる気がして
なんだか嬉しいというより安心感を覚たのを記憶しています。

感情が回避行動をとるというか
麻痺するというか・・・
そんな感じがします。
#多分大多数の方のこの小説に対する解釈と違うと思うんですが;

そんな理由で初めて読んだ時から
かれこれ20年以上経ちますが
ずっと気に入っています。
実際ここまで長い期間気に入っている
(大好きというのとはちょっと違いますが)
多分一生そうであろう本にめぐり合えた事は
幸せな事なんだろうと思います。

当時と表紙デザインが変わってるみたいですね・・・

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INFORMATION

読んだ本についての勝手な書評です。
ジャンルはあまり問わずに色々読んでいます。どちらかというと外国人著者の方が好きだったりします。
"technical books"は本職のIT関係本です。