カテゴリー : books

がんばれ、ジーヴス

がんばれ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
P.G. ウッドハウス
国書刊行会
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珍妃の井戸

珍妃の井戸 (講談社文庫)
浅田 次郎
講談社
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蒼穹の昴の続編です。
書店で蒼穹の昴と一緒に大人買いしました。

義和団事件時の西安蒙塵の際、
紫禁城の井戸に落とされて殺害された光緒帝の妃であった珍妃が
実際には誰に殺害されたのか?という小説になっています。

4人の外国人が当時の事件を知る者の証言を集めながら真実の解明をしようとします。
それらの外国人というと
大英帝国海軍提督、露清銀行総裁、東京帝国大学教授、ドイツ帝国陸軍大佐
という、何ともこの時代を反映した人物設定なんですね。

面白かったといえば面白かったのですが、物足りなさもあったのも事実。
蒼穹の昴が素晴らしかっただけに、失速したかの様な感じで残念でした。
何か不完全燃焼といった感じ。(^^;

ちなみに紫禁城には今も珍妃が殺害された井戸が「珍妃井」として残っています。
これが予想以上に小さい井戸なんですよね・・・
当時も同じ大きさだとすれば、一体どの様にして井戸に入れたのかが不思議です。
私としては誰が殺害したかというより、どうやって入れたのか?が知りたいです・・・
肩かお尻が絶対に引っかかってしまうと思うんですけど。(^^;;;
珍妃の遺体を井戸から引き上げ弔ったのは日本軍だった記録があるので
あの大きさの井戸に入っていたというのは事実のようです。

蒼穹の昴

蒼穹の昴(1) (講談社文庫)
浅田 次郎
講談社
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蒼穹の昴(2) (講談社文庫)
浅田 次郎
講談社
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蒼穹の昴(3) (講談社文庫)
浅田 次郎
講談社
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蒼穹の昴(4) (講談社文庫)
浅田 次郎
講談社
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基本的に日本人著者の小説は食指が動かないのですが
ドラマ化に伴って書店店頭に平積みされているのを目にして
また来月北京に行くことだしなぁ(この時は昨年の11月)と読んでみることにしました。

これがとても面白くて4巻を一気にに読んでしまいました・・・

史実に基づいたフィクションなので、混乱してしまう部分もあるのですが
知った北京の地名などが出てきたりすると
あの辺りは昔はこんな感じだったのかな?とか思いながら読み進めるのも楽しく
こんなに北京に行き始めるんだったら、もっと早く読んでおくんだったと軽く後悔。

内容には触れませんが、西太后が国民に慕われる良い人として描かれています。
稀代の悪女とされたのは海外メディアによるもので、実際は違うという設定なのですが
このことについて本当のところはどうなんだろうと
読み終わってから北京に行った際、北京散歩の劉さんに質問してみました。
答えは「とても悪い人で、この人のせいで中国の近代化が50年遅れた」とのことでした。
その後暫く、いかに西太后が悪かったかの話が続いたので
あー小説の中の話ってだけだったのね・・・と納得しました。(^^;
ちなみに西太后のことを
老仏爺(ラオフオイエ)(慈悲深いみ仏さまという意味らしい)と
国民が読んで慕っている様な表現もありますが、実際には宮廷内の話だけだったようです。
史実に基づいているだけでなく、登場人物も実在する人物名なので
フィクション部分と歴史と混乱します。

とはいえ、とても面白い小説です。
改めて紫禁城に行きたいなぁと思ったりするのですが
もう3回も行っているので、実際にはなかなか行く気が起きません。(^^;;;;;

クラウド大全 第2版 サービス詳細から基盤技術まで

クラウド大全 第2版 サービス詳細から基盤技術まで
日経BP社出版局
日経BP社
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何だか誰もが魔法の言葉の様に使いだした「クラウド」・・・
ごくごく基本的な知識はあったものの
何でそんなに騒がれるのかまではちっとも分からない状態だったので
まずはどんなものか理解するためにと思い、読みました。

クラウドに関する基本的な知識から
実際にいくつかのベンダー環境の利用方法など
大まかな知識と流れは理解する事ができます。
クラウドの輪郭をつかむという点では丁度良い本でした。

でも、それ以上ではないかな・・・(^^;

ボーンズ―「キリストの骨」に刻まれた秘密

ボーンズ―「キリストの骨」に刻まれた秘密
キャシー ライクス
イーストプレス
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海外ドラマのボーンズの人気のおかげで邦訳がでた様です。
これは嬉しいのですが、まだ間の作品が飛ばされているんですよね・・・
本書の後に出版されているのも飛ばされたままですし。
全て翻訳していただきたいです。
面白いのに。

本作も非常に面白いです。
最近の海外ミステリーの流行と思われるキリスト教モノですが
一般的な世界史の知識があれば、まぁ多分大丈夫なんじゃないかなという感じです。
特に今回は考古学寄りの内容なので
考古学好きな私としてはかなり楽しめました。

ブレイズメス1990

ブレイズメス1990
ブレイズメス1990

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海堂 尊
講談社
売り上げランキング: 99

ブラックペアン1988の続編です。

相変わらず安心して面白く、一気に読んでしまいました。
安心して面白いって良く考えれば凄いですね・・・

とはいえ、最初の頃の情熱的なまでの面白さは失われつつある気がします。
落ち着いてきたというか、当然の変化なのか。
それはそれで面白いので良いのですが、
最近の一連のシリーズ文庫化を見ていると、
タイミングをずらして文庫購入でもいいかも。お安いですし。

幽霊を捕まえようとした科学者たち

幽霊を捕まえようとした科学者たち (文春文庫)
デボラ ブラム
文藝春秋
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Duncan MacDougallが行った霊魂の重量を計測する実験など
そういった科学的な内容かと思って手にとったのですが
そうではなく心霊現象研究の歴史といった内容です。
心霊現象研究協会 (The Society for Psychical Research)の歴史といった方がいいかもしれません。

ダーウィン、ウォレスから始まり、ヘンリー・シジウィック、ウィリアム・ジェイムズと続き
宗教観の強い当時においては
それを覆してしまうような心霊現象研究がいかに困難であったかが分かります。

日本で心霊研究と聞くと胡散臭そうと思ってしまうのですが
本書に登場する人たちは真摯に向き合っています。
また、その当時、交霊(降霊?)会が一種の流行だった時期でもありました。
そんな中、彼らはそれらの殆どがイカサマであることを証明していきます。

心霊現象研究の歴史というだけでなく、科学と宗教の対立の歴史でもあります。

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INFORMATION

読んだ本についての勝手な書評です。
ジャンルはあまり問わずに色々読んでいます。どちらかというと外国人著者の方が好きだったりします。
"technical books"は本職のIT関係本です。