9月 052014
 

台湾のお茶屋さんDの蜜香紅茶です。

20数年前であれば台北でもお茶を買ったりしていたのですが
今や台北では個人用にも殆どお茶を買うこともなくなりつつあります。
私の知る限りではありますが、お茶好きの方、そこまででもない方も含めて
台湾の方は意外と台湾高山茶を飲まないという印象です。
若い人には高くて買えないよねというのが実際のところですが
それなりの年齢の方になってくると、派手な高山茶は胃を痛めるので避ける傾向が・・・
昔、台湾でまだ今ほど多くなかったとはいえ、高山茶を買い込んでいると
胃を痛めるからほどほどにね。とか
30歳も過ぎると、もう若くないんだからこういうのを飲みなさいと
高山茶以外を勧めてくれたり、くださったりしたのを記憶しています。
結構、普洱茶とか発酵、火入れのしっかりした
低中海抜の烏龍茶が好まれているような感触です。
まぁ周囲がお酒大好きな人ばかりというのもあるのかもしれません。(^^;

とはいえ、日本のお茶好きの方が台湾へ行くとなれば殆ど台北でしょうし
勉強のためにも最近は台北あたりの日本の方に人気のお茶屋さんで
お茶をたまに入手するようにしています。
で、この蜜香紅茶もそうしたお茶屋さんの扱っているもの。
特に女性に人気があるんだとか。
蜜香紅茶とありますが産地や茶葉品種は不明です。
店員さんに聞いても知らないとの回答をいただきました。(^^;

蜜香紅茶といえばウンカに噛ませた鮮葉を使って作られる紅茶を指します。
発祥は花連県ですが、他にも台東県や、今では魚池郷でも作られています。
陳年蟬露紅玉紅茶

褐色の茶葉です。金毫が確認できます。
茶葉の大きさは大き目で不均一。
砕けもそれなりにあるようです。
機械摘みのようで、かなりしっかりした茎も確認できます。

諸事情で鑑定杯は使用していません。
(単にこの時に時間が無かっただけですが・・・)


蓋碗使用

濃い褐色の水色です。透明度も亮度もしっかり出ています。
香りは低めの果香、かすかに腐敗した葡萄のような香りも感じられます。
蜜香と形容できる香りは感じられません・・・残念ですが。
味わいは柔らかい渋み、甘味、独特のえぐみがあります。

気にしない人なら、台湾の紅茶ってこんな感じなのかとそのままスルーしてしまいそうですが
おそらく過発酵を起こしていますね・・・これ。
パッケージが人気の1つになっているお店らしく、店頭は基本的に包装済みのものだけが並んでいて
時間が無かったこともあり、茶葉の確認も試飲もしなかったのですが
せめて茶葉外観だけでも見ていれば買わなかったなぁと激しく後悔。
結構なお値段したんですよね。これはないなぁ。(^^;

やっぱり・・・と思うような葉底です。
本当に葉底は答え合わせみたいですよね。(^^;
ぎょっとする位に硬いです。ここまで硬い葉底って久しぶり・・・
発酵にムラがあるのも分かります。
多くはしっかり発酵されていますが、緑の茶葉もちらほら。
おそらく過剰に発酵されている部分と全然発酵が進んでいない部分と混ざっている模様。
茎も殆ど枝と呼べそうな位に硬い部分で
機械摘みでもいいので、せめて篩分けすればいいのにと思ってしまうほど。
おそらく変な独特のえぐみはこの枝によるものです。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 12:21 AM
10月 132013
 

臺灣 佛手

国内の中国茶専門店Bの臺灣佛手です。
台湾のどこで作られたものかは明記されていないので不明です。
有名どころでは木柵や石錠あたりですが、実際は結構ポツポツ作ってるんですよね。

気持ち大きめの茶葉ですが、佛手であることを考えれば普通か少し小さめと思います。
落ち着きのある褐色の茶葉で、火入れもそれなりにしっかりしている
一般的な「佛手」だと思います。
茶葉の大きさは若干不均一ですが気になるほどでもなく
むしろ茎が外れてそのまま単独で入っているのが結構多いのに気がつきます。
全体的に艶があります。1粒の重量感は普通といったところ。

以前、台湾佛手を飲んでみたいという方がいらっしゃったので淹れてしまい
既に鑑定杯を使用するのには微妙な量になってしまいました。(^^;
ということで鑑定杯は使用していません。

臺灣 佛手
蓋碗使用

褐色の透明度の高い水色です。亮度も充分にあります。
香ばしさを感じる火の香りと甘い花香が落ち着いた感じで出ています。
が、気持ち弱いような・・・
甘さは控えめ、旨みとのバランスが良いのですが全体的に弱い印象です。
ちょっと淹れ方を工夫してみる必要がありそうです。

2煎目は少し濃くしてみたのですが、今度は渋みと苦味が強くなってしまいました。
難しいですね・・・
濃いことは濃いのですが、佛手特有のボディの分厚さが足りないような。
ということで3煎目、4煎目と試行錯誤してみましたが何となく納得いかない感じ。
これってもしかしたら醗酵に対して火が強すぎるというか
一度完成していたお茶に追加焙煎を行ったものじゃないかなぁという疑問が。
火の強さ(別に強い訳ではないのですが)と茶葉自体の持つ味わいがアンバランスです。

臺灣 佛手

佛手らしい大きめの葉です。
柔らかさは充分。弾力もそれなりにあります。
この作り方だとある程度は仕方ないのですが、揉捻時のちぎれがあります。
それがちょっと多いような・・・そのあたりが雑味の原因かも。
醗酵も予想したほど行われていないような印象です。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 2:29 PM