カテゴリー : 承徳2015

避暑山荘

承徳

承徳の最後は避暑山荘へ。

満州語で書くと
ᡥᠠᠯᡥᡡᠨ ᠪᡝ
ᠵᠠᡞᠯᠠᠷᠠ
ᡤᡠᠷᡠᠩ

だそうです。読めません。(^^;

頤和園と並ぶ皇家園林で、清朝の離宮として作られています。

承徳

こちらも見事な建築で特に木材が凄いです。
色彩豊かな仏教建築であった外八廟と対照的に
荘厳な美しさを持つ建築物で、心が落ち着く美しさがありますね。

これは昔の皇帝(誰だか忘れました・・・)の書を写したもの。
文字が素晴らしく美しいです。

承徳

扉など、細部の細工が本当に精密で美しく
じっくり見ていると時間がたりなくなります。(^^;
でも、つい見ちゃうんですよね・・・

やっぱりオフシーズンということもあって
ほぼ貸切状態でゆっくり見学できました。

承徳

敷地内は5460平方メートルあるそうで、恐ろしいまでに広大です。
全部回ろうと思ったら外周だけでも10キロあるとか。

避暑山荘というだけあって、夏は涼しいそうです。
・・・
この訪問時の1月、巨大な池が全面凍結するほどの寒さで
カメラが正常に動作しないという事態に。(^^;
美しいのですが写真が少ないのはそのせいです。
でも本当に美しい景色でした。

承徳

敷地内の半分ほどをゆっくり散歩しながら景色を楽しんできました。
冬場でもこれだけ美しいなら
緑が美しい時期はもっと美しいでしょうね。
この避暑山荘にはそんな時期に再訪してみたい気がします。

承徳の食事

承徳

承徳で泊まったホテルは土地勘がなかったこともあり
避暑山荘などがある観光地区から遠く離れた双灤区とかいう単なる田舎町でした。
しかも、国際酒店という名前の割には全然国際的ではないという。(^^;
そんな場所なので、周囲には基本、何もないという状態なのですが
徒歩数分の場所に集落的に食堂が並んでいるのを発見、夕食と翌日の昼食をいただきました。

まずは承徳1日目の夕食は水餃子屋さんで。
人気のない集落ですが(笑)このお店にはそこそこお客さんがいました。
寒いのでスープを。羊のモツスープです。
臭みもなく美味。(^^

承徳

お約束通りに量が多いので、他には水餃子のみでお腹いっぱいです。
水餃子の味も悪く無いです。
やっぱり家庭の水餃子の味には勝てませんが
お店の水餃子でも明らかに美味しくないところもあれば
結構美味しいじゃないというところもあります。
皮の柔らかさとか弾力とか、餡の味わいとか皮とのバランスとか色々あるのですが
ようやくなんとなく私も分かるようになってきました。(笑
ここは結構美味しいです。
混んでいる理由が分かります。

承徳

夜はあまりにも周囲が真っ暗で何も見えなかったのですが
翌日見てみるとこんな感じの集落でした。
最近整備されたのか、道幅は広いのですがガランとした印象の中に
お店は並んでいるという・・・

承徳

そんな中にロバ肉の食堂を発見。(笑
私も兄2号も大好物なので、早速2日目のお昼ごはんに試してみることに。

家族経営の小さな食堂で、予想はついていたのですが河間式でした。
残念。
まぁ保定式のロバ肉は保定以外では見かけないですからね・・・
(保定式は調理方法が違います&お店でロバを捌いて加工するので新鮮です)

承徳

河間式といっても普通に、むしろ北京市内の多くのお店よりはずっと美味しいお店でした。
他にもちょっとした野菜の和物やスープも頼んだのですが
結構ちゃんと美味しかったです。
意外と承徳、美味しいです。
もしかしたら、観光地区から離れて住宅エリアの食堂というのが
逆に良かったのかもしれません。
地元の人向けに営業しているなら、美味しく無いと潰れちゃいますから。(^^;

外八廟 普寧寺

承徳

昼食後は他の廟も見学に。

さすがに外八廟、8か所全部は回るのが大変なので
兄2号おすすめの場所に絞って訪問。
避暑山荘を取り巻くように外八廟があると聞いていたので
普陀宗乗之廟からもっと近い距離に密接して建っているのかと思っていましたが
そこは大陸。全然歩いて行くには結構な距離があります。
まぁ避暑山荘自体も恐ろしい広さですしね~
車で良かった。(^^;

普寧寺はチベット式仏教建築と漢式の建築が混ざっているそうで
今まで見てきた廟とはまた雰囲気が違います。
保存、修復状態も良くて、美しい青空に赤がとても綺麗でした。

木材が見事なのも印象的です。
中国に詳しい方はご存じかと思いますが、彼らの木材へのこだわりはすごいです。
ちょっと異常とも言えるほどで(失礼)
宝石なのか?という程の金額が付けられている木材や木製品も少なくありません。
いや、少なくないどころか多いですね。(^^;
希少で美しい木材から作られた数珠(手串と言います)などが
数百万ということも普通にあります。
世界でも木材にあれだけお金を払う民族も他にいないんじゃないかと
いつも感心して見ているのですが、なかなか凄まじいです。(笑

承徳

この普寧寺も様々な見事な木材が使われていて
中国人の木材へのこだわりはこのころからなのか・・・と妙に納得しました。(笑

冬で観光客がいないのはこちらも同じ。
貸し切り状態でゆっくり見られるのは良いですね。

余談ですが、北京あたりはやっぱり冬が寒いので
冬季の旅行には敬遠されてしまうことも多いのですが
その分、ホテルなども軒並み安くなります。
しなしながら、冬は食べ物が美味しいのと(特に羊肉や野菜が美味しくなる)
人が少ないのでゆっくりできる上にホテルなども格安になるので
実は冬の北京が一番好きだったりします。
湿度が少ない大陸性の気候なのと、寒冷地仕様で室内が温かいので
意外と日本の寒さの方が辛かったりします。

酱骨头

承徳

普陀宗乗之廟からそう遠くないレストラン(食堂?)で昼食を。
ここは兄2号が以前に偶然入って見つけたとのお店で
酱骨头(醤骨頭)が凄く美味しいよとのこと。

醤骨頭と言われても???だったのですが
聞けば東北料理とのこと。
承徳は東北地方になるのだとかで、一度食べてみてということで挑戦。

実際に私から熱弁をふるわれた方も多いと思いますが(笑
これがもう絶品でした!
こんな田舎町に(失礼)こんなに美味しいものがあるとは!と大感動。

このお店は豚の膝の部分を骨ごと花椒や肉桂、フェンネル、陳皮などの各種スパイスと
生姜、醤油ベースで煮込んだものです。
言葉にするのが陳腐に思えてくるほどに美味しいです。
正直、もう承徳で見るところは無いと思うのですが
この醤骨頭を食べに行くためだけに行っても良いと思うほど。
これでビールか白酒のみたいです。(笑

承徳

しかし、この食堂。地方だけあって凄まじい量です。
こちらは大好物のほうれん草とローストピーナッツの黒酢あえなのですが
結構な量ですよね・・・
しかし、実は撮影前にあまりの量の多さに(2人しかいないのに)
半分以下にしてもらって、この量です。
ちなみに醤骨頭も同様。
繰り返しますが、このお店の基準では半分以下の量です。
一皿の量がおかしい・・・(^^;;;

2人しかいないこともあって、他にオーダーできなかったのですが
醤骨頭の美味しさといい、このお店は味のバランスが良いですね。
他の料理も試してみたかったです。

これがきっかけで醤骨頭が大好物になった私。
それからあちこちで醤骨頭の文字を見つけるとオーダーしてみるのですが
このお店の美味しさには足元にも及ばないんですよね・・・
やっぱりまた承徳まで行かないとダメなのかもしれません。
お店の場所も名前もちゃんと覚えていないのですが兄2号に言えば大丈夫かと。
今度は大人数で再挑戦したいです。ということで参加者募集中です。(笑

– another entries –
2017.08.18 鑫满园娟子骨头馆

承徳 外八廟 普陀宗乗之廟

承徳

北京に一度戻ってすぐに承徳へ。
冬なので(2015年1月です・・・)久しぶりにお茶に関係ない所を回りたいということで
突然決めて行ってきました。

承徳は北京から3時間ほどのところにあります。
日帰りも可能なのですが、結構ハードになるので1泊することに。
ゆっくりと承徳観光をしてきました。

承徳は避暑山荘と外八廟が世界遺産登録されています。
避暑山荘は清朝の離宮で、それを取り巻くようにチベット様式の寺院(外八廟)があります。

承徳

ガイドブックも予備知識もなく行ったので兄2号のお勧めで
まずは外せない普陀宗乗之廟へ。
普陀宗乗之廟は小ポタラとも呼ばれ、チベット・ラサのポタラ宮を模して作られています。
確かに似てますね。
修復度合いが良いのか、宗教施設としてもラサほど使われていないせいか
ラサのポタラ宮より綺麗な気がします。(笑

承徳

冬だったので他に観光客は殆どいない状態で貸切状態。
おかげでゆっくりと見ることができました。
チベット仏教寺院、好きなんですよね。
日本で見ると派手派手な仏教画も、大陸の太陽の下で見ると
そんなに派手な印象ではないのが不思議です。

承徳

普陀宗乗之廟の上からはこんな景色も。
お天気が良いこともあって実に見事な美しい景色でした。

街もとても静かで、何だか別の空気が流れているような不思議な印象で
承徳に来て良かったなぁと強く思ったのはこの時ですね。
ちょっと北京から距離があるので大変ですが(運転手の兄2号が;私は寝てました・・・)
時間をかけて来る価値はあると思います。

何より外八廟、普陀宗乗之廟の美しさは格別です。
ラサまで行くのは大変ですが
(大変でした・・・そして行ってからも大変。標高高いし、環境厳しいし;)
承徳までなら北京から少し足をのばせば来ることができる距離です。
車だと楽ですしね。

承徳

観光客が殆どいなかったせいか、野生の鹿にも出会いました。
あまりに普通に近くにいたので、最初はよく出来た剥製かと思ったほど。(^^;
近寄っても逃げる気配もなく、かなり近くまで近づいて撮影。
普陀宗乗之廟にお住まいなんでしょうか?
一瞬、奈良公園を連想したのは日本人だからですね〜
もちろん、鹿せんべいなどは販売していません。(笑

鈴茶堂 SUZUCHADO

suzuchado
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