カテゴリー : アバ・チベット族チャン族自治州2012

汶川・卧龙

汶川・卧龙

美しい景色を堪能しながら下山。
車が雲海の中を通り抜けて、やっと視界が開けたと思ったら、この悪路。
それでも、この写真の状態はまだ良い方で
来た時の悪路とは比べ物にならないほどの悪路が続いていました。
これは外国人通行禁止どころか、全面通行禁止にすべきでは?(^^;

汶川・卧龙

このあたりは四川大地震で大きな被害を受けた地域で
中でも卧龙(臥龍)はパンダの繁殖センターがあったことで有名だと思います。
途中、再建中のセンターの横を通りましたが、大分進んでいるようでした。

汶川・卧龙

全面的に工事中なのですが、工事している側から崩れているような状態です。
写真で分かりますでしょうか?
川側に元々あった道の跡があります。
地震で崩れてしまった上に落石も多く、動かせないのですね。
(中には一軒家位の大きさの岩もゴロゴロ)
それでその横に新しい道を作ろうとしているようなのですが、この有様です。

汶川・卧龙

これも元々あった隧道が崩れてしまったので、
その脇を縫うように道を作っています。
工事の機材も全くもって原始的なもので、
まともな重機がないために瓦礫を撤去することすらできていません。
もちろん、崩れやすい山肌の補強もできず
新しい道を作っては崩れている状態なのだと思います。
wikipediaの汶川県の項目には「幹線道路の再建は完了している」とありますが
全然再建されていないですよ・・・
これって再建されたと言えるのかな?と。

日本もODAだの何だのでお金を渡しているだけではなくて
ODAとして日本の企業が修復工事を請け負って自ら行うとかできないのでしょうか?
この道は汶川県より先の地域の人々のライフラインでもある道路です。
とても考えさせられました。

途中、通りかかる民家は建てなおされたばかりの新築か
今も立て直し途中のものばかりでした。
どちらかというと立て直し途中の方が多かったのですが、
四川大地震は2008年ですよね・・・もう何年もたっているのに。
中には仮設住宅と思われるボロボロのプレハブもありました。
流石にカメラを向ける気にはなれませんでしたが、多くの方が今も暮らしているようです。
かなり劣悪な環境のようで、山肌から流れ出てきている水が川のように流れている上に
そのまま建てられていました。

外国人通行禁止というのは、危険だからということもあると思いますが
こうした現状を見せたくないという政府の意向もあるのだと思います。
幸い、検問もなく(検問できるような状況じゃないと思いますが)無事に通過しましたが
(ドライバーのSさんに感謝)
心が痛くなるような道でした。
日本も東日本大地震でまだまだ大変な地域があると思いますが
同じ地震の多い国同士、もう少し何とかできないのかなと思わされます。
あと、中国政府もアフリカとかやってる場合じゃないんじゃないかなぁ。本当。

巴朗山熊猫王国之巓

巴朗山

巴朗山峠の最高地点を過ぎて汶川县側へ。
すぐにこんな雲海が見えて来ました。

巴朗山熊猫王国之巓

車を止められる場所まで降りて、しばし絶景を堪能。
雲海は何度も見たことはありますが
ここまでスケールの大きい雲海は初めてでした。

巴朗山熊猫王国之巓

この場所は巴朗山熊猫王国之巓と書かれた石碑がたっている場所で
絶景ポイントになっているようです。

標高は4000mを軽く超えている地点で
太陽の光が強い上に、雲海で反射してとても眩しいです。
でも、色彩が本当に美しいです。

巴朗山峠

暫く景色を堪能した後は先を急ぎます。
こんな標高の高い場所にもヤクの放牧が・・・
日隆镇のあたりには普通の牛もちらほら見られましたが
このあたりは完全にヤクしかいません。

巴朗山峠

道も快適で、見える景色もまるでアルプスのような感じ。
(牛はヤクですけど・・・)
この道が外国人通行禁止になっていることなんて
すっかり忘れて車を走らせていました・・・この時は。(^^;

日隆镇から巴郎山へ

日隆镇の朝

この日は成都へ戻ります。
朝の日隆镇は昼間とはまた違う静けさを持っていました。

馬を連れて仕事に向かう女性とすれ違います。
その他には人の姿が見えないような静かな場所で、
鳥の鳴き声だけが聞こえています。

日隆镇の朝

お世話になった日月山庄をチェックアウト。
成都へ向かいます。

成都へ向かうには巴郎山を越えて四川大地震で被害の大きかった汶川を経由、
都江堰を通って戻る最短コースか
来た道を小金まで戻って成都へ向かうルートの2つがあります。
最短コースは四川大地震で道が崩れて危険なため、外国人の通行は禁止になっています。
が、私たちは巴郎山経由の最短コースを選択。(^^;

猫鼻梁

昨日来た猫鼻梁をもう一度通ります。
この日は雲もなく、こんなに美しい景色でした。
雲に覆われていた部分がこんなに大きかったとは・・・(^^;

巴郎山峠に向けて山をどんどん登っていきます。
またこの景色が本当に絶景でした。

巴郎山峠 巴郎山峠
巴郎山峠 巴郎山峠
巴郎山峠 巴郎山峠
巴郎山峠 巴郎山峠

巴郎山峠を越える道に出てきた標高表示は4500mでした。
こんな高い場所に車で来れるということも驚きですが
ヤクが放牧されているのも驚きでした・・・

巴郎山
中国・日隆镇 – 巴郎山 – 成都 2012/09
View Slide Show

冰石酒吧 Iced Rock Bar

冰石酒吧 Iced Rock Bar

夕食の後はすぐ近くにあるバーへ。
実は前日にも行ったのですが、お休みで・・・

こんな山の中にもバーがあるんだということと
このバーのマスターはこの町(村?)で唯一英語が話せる人ということで
結構有名なバーでもあります。

冰石酒吧 Iced Rock Bar
四川省阿坝藏族羌族自治州小金县日隆镇长坪沟
0837-2791747

冰石酒吧 Iced Rock Bar

マスターは西安出身の方で、成都で暮らした後、この地が気に入って移住したという方です。
デザイナーをされていたとのことで、スタイルにこだわりがあります。
いい雰囲気。(^^

冰石酒吧 Iced Rock Bar

多分、蔵族ではないと思うのですが(漢族だと思います)
チベット仏教に帰依していらっしゃいます。
といっても、成都あたりでも漢族の方の仏教徒も多いようなので、珍しくはないんでしょうね。
流石に飾られている写真はダライ・ラマ猊下ではありません。(^^;

冰石酒吧 Iced Rock Bar

お店の2階は民宿になっているようです。
この日は宿泊している山東省から来たグループもお店に来ていました。
どうやら車で来ているそうなのですが、
山東省からって、一体どの位の時間がかかるんでしょうか?
凄いですね・・・(^^;

冰石酒吧 Iced Rock Bar

店内にはマスターのこだわりのモノがいっぱいあります。
日本のミスチルが好きとのことで
何とミスチルの曲にあわせてドラムを演奏してくれたりしました。

本当に四姑娘山が好きなマスターで
撮りためた四季ぞれぞれの美しい写真なども見せていただりも。

冰石酒吧 Iced Rock Bar

お酒の種類はそれほどありませんが十分に楽しめます。

メニューを見るとお茶があったので聞いたところ
自分で淹れるんならいいよとのこと。
マスターはお茶好きでもありました。(^^

茶盤に蓋碗をお借りして、急遽お茶淹れ係に。
四姑娘山の山の水を用意していただき、鉄観音をいただきました。
私が苦手とする青々とした今時な鉄観音だったのですが
この山の水が素晴らしく柔らかくて美味しいお水で
びっくりする位に美味しいお茶に。
今でもあの美味しさは忘れられません。

ちなみに蓋碗も結構良い青花を使っておられました。
本当に趣味人ですね〜・・・マスター。(^^

冰石酒吧 Iced Rock Bar

忘れてはいけないのが、2匹の大型犬。
ジャーマンシェパードとその雑種のような大型犬が番犬状態でお店にいます。
マスターがお客さんと認識するまでは吠えますが、噛み付きません。
ちゃんと躾けられています。(^^
(洗われていないようで、獣臭は結構しますよ・・・;)

途中からは犬達も放し飼い状態で、店の中を動きまわったり
勝手に散歩に行っていたりしました。
犬が苦手な方には厳しいかもしれませんが、犬好きなので楽しかったです。

一応、訪れる方に注意としては、
中国語表記のみで犬に無断で触らないようにという張り紙があります。
(ちょっとこの中国語が婉曲な表現で分かりにくいかも)
英語や日本語では書かれていないので注意してください。
犬と遊ぶ時はマスターに許可を得てから。(^^

この日の夜は晴れていて星空が綺麗に見えました。
標高が高いのと空気が綺麗なのとで、あんなに星を見たのは初めてかもしれません。
正直、吐き気がする位の星の数でした。

とても美しくて、楽しい場所でした。
どうか、このままの姿でずっと残ってくれますようにと祈らずにいられません。

日隆镇式川菜

日隆镇式川菜

双桥沟(双橋溝)と猫鼻梁で散々景色を堪能して宿へ帰還。
一休みしたら、もう夕食の時間。
外はまだまだ明るいものの、結構いい時間です。

中国は国土が広いのに全て北京時間で動いているので(国内の時差がない)
随分と西に来ると朝は真っ暗、夜はまだ明るいという状態になります。
成都あたりでも朝の7時は真っ暗闇だったり。
暗い中を通勤、通学する地元の方を見ると、国内時差採用しようよとか思います。
身体壊しちゃいそうですよね・・・

さて、周囲には何もないので夕食も宿の食堂で。
そろそろ連日の疲れがでてきて軽めのメニューになってきました。(笑

日隆镇式川菜

野菜中心のメニューです。
化学調味料不使用をお願いしてからは劇的に美味しくなっています。

やっぱり四川料理が中心になっています。
チベット料理だと宿泊者の方には不評なのかも・・・

日隆镇式川菜

四川料理といっても成都などとはまた違う感じで
あえて言えば日隆镇式川菜といった感じでしょうか?
辛さもありますが、辛い・辛くないとかではなく、辛さのタイプが違う感じで
成都あたりの唐辛子とはまた違う深みのある味わいです。
妙に芳醇さを感じる辛さですかね・・・?
面白いです。

日隆镇式川菜

広東省から来た山登りが趣味のカップルと少し情報交換して
このあたりの豚は絶品だと教えてもらったり(笑)
(多分、藏猪ですよね。美味。)
日本から来ていた学生さんたち(と思ったのですが、違うかも)とお話したりと
食堂はちょっとした交流の場になっていたのも面白かったです。
欧米人のカップルは食事に苦戦していました。
日本人は中華料理に慣れているので、それほど苦労しませんが
やっぱり大変ですよね・・・(^^;

猫鼻梁

猫鼻梁

どうやら四姑娘山を一望できる場所があるという話を聞いて
双桥沟(双橋溝)の前にいた地元の方に聞いて教えていただいたのが猫鼻梁です。

日隆鎮の双橋溝とは反対側に山を数キロ上った場所にある峠で
ドライバーのSさんにお願いして連れて行っていただきました。

ちょっと雲が多いですが、見事な絶景でした。

猫鼻梁

右から大姑娘山(5355m)、二姑娘山(5454m)、三姑娘山(5664m)
雲に頂上が覆われているのが四姑娘山(6250m)です。

手前の緑の稜線は海子溝のルートです。
目を凝らすと白い仏塔が確認できました。

この日はやっぱり雲が多くて
四姑娘山にかかる雲は最後まで取れなかったのが残念でしたが
これだけ綺麗に見ることができたので良かったと思います。(^^

盆景滩 (盆景灘)

盆景滩(盆景灘)

再度バスにのって下って盆景滩(盆景灘)へ。
ここもとても美しい場所でした。

盆景滩(盆景灘) 盆景滩(盆景灘)
盆景滩(盆景灘) 盆景滩(盆景灘)
盆景滩(盆景灘) 盆景滩(盆景灘)

まるでヨーロッパのような景色です。
案内板のチベット語や中国語、日本語がなければアジアとは思えません・・・

ちなみにこの地域に限らず中国の主要な観光地などには
英語と日本語の案内がかなりの確立であります。
韓国語もありますが、日本語よりは少ないかも。
たまに不思議な日本語もありますが、意味は通じるので問題になるほどではありません。
この日本語案内、結構助かります。
やっぱり中国語をチマチマ読むよりはずっと楽ですし。
ありがたいです。感謝。

美しい景色の中にヤクや牛、馬などが放牧されています。
ヤクや牛は比較的近くによっても逃げませんが、馬はかなり遠くにいたまま。
現地の方に、このあたりの馬は全て野生の馬ということを教えていただき納得。
野生の馬を見たのは北海道以来です。

美しい景色を見ながら双桥沟(双橋溝)の出口まで。
チケットオフィスの外でドライバーのSさんを待っている間に
地元の方からこの地域で作ったドライトマト(甘いのでお茶うけになります)と
柳莓(ヤナギイチゴ)のジュースを購入。
柳莓のジュースは結構なお値段だったので
「真的吗?太贵了!这个不需要。」(本当に?高い!これは要りません。)
とトマトだけ購入しようとしたところ、激安になりました。
最近、中国ではよく知っているお店しか行かないので
値切るのを忘れていました・・・(^^;

鈴茶堂 SUZUCHADO

suzuchado
高級・希少茶のWebショップを運営しています。
suzuchado.com