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This article was written on 08 3月 2007, and is filled under delicious items, superior liquid.

Jus de Raisin Gazeifie MAISON GELAS 2006

Jus de Raisin Gazeifie MAISON GELAS 2006
Jus de Raisin Gazeifie MAISON GELAS
Cépages:Baco 10% + Ugni Blanc 90%

随分と時間がたってしまいました。
実は購入したのは昨年末で、頂いたのもその位。(^^;
Paul GiraudのJus de Raisin Gazeifieと一緒に購入したものです。

前回のものはPaul Giraudで使われる原料を使用しているのに対して
こちらのものはGeles社のアルマニャックの原料を使用したブドウジュースです。

あまりブドウ品種には詳しくないのですが
販売元の紹介文を引用するとこんな感じです。

現在フランスでアルマニャックの葡萄品種をめぐり物議が醸されているのをご存知でしょうか?アルマニャックでも通常はコニャック同様ユニブラン種が用いられますが、独特の品種としてバコという葡萄が存在します。しかし現在、このバコについてその是非が問われているのです。
バコは19世紀後半のフィロキセラ後に開発された混成種で、フォルブランシュ種とノア種が掛け合わされており、アルマニャックの生産には欠かせない存在です。この葡萄は酸味が非常に強い反面まろやかで、アルマニャックのボディにバランスと深みを加えるために使用されています。バ・アルマニャックのさらさらした土壌とも相性が良く、特に長期熟成に向いた品種として知られています。
しかし現在のフランスは交雑種を好まない傾向にあり、人為的に作られたバコはその規定にそぐわないのではないかという議論が巻き起こっています。近い将来にバコで作られたアルマニャックがAOCから外れてしまうという可能性もゼロではないようです。徐々に畑からも消えつつあり、今後消滅するであろう品種なのです。この論議はフランス国内を始め世界中の関係者が注目しており、アルマニャック史に大きな足跡を残すことでしょう。
今回ご案内するジュースは、そんな渦中の品種:バコが入ったスパークリング・ジュースです。ユニブランをベースにバコの酸味が程よいアクセントとなり、バランスの良いスッキリとした味わいに仕上がっています。フレッシュなバコを楽しむには、このジュースしかありません!カクテルやそのまま飲んでも良いですが、やはり伝統的に作られた本格的なアルマニャックを楽しむ際に、そのチェーサーとして存分に味わって頂ければと思います。

実際にはPaul Giraudと一緒に頂いたのですが
こちらも結構美味しいです。
濃厚さとか糖度のバランスの良さはPaul Giraudの方が優れている気がしますが
組み合わせや好みの問題かもしれません。
微発泡で割りとすっきり目の感じです。

時期のものですし
Paul Giraudのスパークリング・グレープ・ジュースと飲み比べて
その違いを楽しんでみるというのが面白いですね。

次回はGelesのアルマニャックも買って、合わせてみたいと思います。(^-^

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