北京の行きつけのお店で購入した三鹤六堡茶です。
广西梧州茶厂(広西梧州茶廠)の六堡茶で
等級は特級、生産日は2010年8月23日とあります。
六堡茶は広西壮族自治区(広西チワン族自治区)梧州市蒼梧県六堡鎮で作られる黒茶で
名前の由来はその地名からきています。
一芯二~三葉で摘み取られて渥堆工程を経て作られる熟茶になります。
(実際には沤堆と呼ばれる工程で渥堆とはまた少し違う方法での発酵です。)
固形茶もありますが、この茶葉は散茶です。
固形茶の場合は金花が見られる場合もしばしば。
槟榔(檳榔)香がすると言われますが、あー檳榔だと思ったことはまだ無いです。(^^;
#檳榔というともっと強烈なイメージなんですが;
このお茶は1斤(500g)単位でこんな籠に入っています。
素朴でかわいいです。
割と細かい茶葉です。
うっすらと白く粉をふいたようなマットな質感です。
所々に茎が見られる他は大きさが揃っています。
予想よりも明るい濃い目の紅茶のような褐色の水色です。
檳榔香は・・・分かりません。(^^;
若干、微かにですが漢方っぽい香りがしますが、気になる程ではありません。
味は甘いです。柔らかい甘さがあって癖もなく飲みやすいです。
香りは殆ど感じません。
甘くて本当に癖のないお茶です。
冷やしてグビグビ飲んでも良さそうな感じです。
見た目よりも柔らかい葉底です。
熟茶らしい感じです。