北京・马连道(馬連道)で購入した东道汝窑(東道汝窯)の茶器セットです。
汝窯というのは北宋時代の官窯で、現存する汝窯青磁の数が少なく(70点)
今ではその製造方法も失われてしまったそうです。
汝窯の釉には瑪瑙(メノウ)が混ぜてあったとか・・・
この东道汝窑というのは現代の一般用複製品になります。
北京の市場で初めて見たときに一目ぼれし、
以来、少しずつ買い集めるようになりました。
これはその最初に購入した茶器セットです。
表面に細かな貫入(亀裂)があるのが汝窑青磁の特徴でもあります。
使い込むうちに貫入の部分にお茶の色が入り込んでいきます。
ですので使用するにあたって洗剤の使用ができません。
(洗剤が染込んでしまいます)
お茶の成分が染込んでいくこの茶器もお茶の種類を決めておく必要があり、
我が家では雲南紅茶かそれに近い感じの紅茶に限って使用しています。
とても手触り、口あたりの良い茶器です。(^^