7月 112014
 

メーカーさんIからいただいた九龙岩 大红袍です。
先日、武夷山へ行った際に茶師さんが帰りの電車の中で飲みなさいと
1回分ずつ小分けにしてくださったものを取っておいたものです。
その際に岩は聞かなかったのですが、あまりに美味しかったので
帰国後に改めてチャットで聞いてみたら九龙岩(九龍岩)とか。(^^;

このメーカーさんの九龙岩(九龍岩)にある茶畑はこんな感じの場所にあります。

九龍窠
※ 実際にはこのもっと奥にあります。

褐色のマットな艶を持った茶葉です。
比較的小~中程度の大きさの茶葉で構成されています。
割と大きさは均一。
砕けが若干見られるのは、おそらく個包装された際に砕けた部分と
移動中に破損させてしまったように思います。
落ち着きのある花香が感じられます。

1回分しかないこともあって鑑定杯は使用せず茶壷で。


茶壷使用

赤褐色の透明な水色です。
まるでルビーのような亮度の高さです。
香りは見事な深みのある濃厚な甘い花香と火の香り。
高さも非常に良く出ています。
これが口に含むと上質なコニャックのようにプンっと広がります。
凄い。
甘味とミネラル感、蜜蝋の味わいが見事に調和していて
大红袍ってこんなに底の深いお茶だったっけ?と思ってしまう位。
いや~買ったら相当するんだろうなぁ。(笑

回甘というより回岩韻が凄くて、飲み込んだ後の余韻が凄いです。
ずーっと続いているような感じ。

煎持ちが非常に良くて、段々と華やかになっていくような感じで
凄い良いお茶だなぁとしみじみ。
10煎以上楽しめました。

肉厚でしっかりした葉底です。
火入れの結果、それなりに硬さはあるものの弾力がしっかりあって、
岩茶のお手本のような葉底に仕上がっています。
火入れが強くなるとどうしても茶葉は硬くなりますが
いかに弾力を持たせたまま、中から火入れをしていけるかどうかが
焙煎にとって難しく重要なんですね。
これは表面だけを焦がす日本のほうじ茶などの火入れ方法とは
全く違う方法、考え方からなっていて
安価だったり、技術がそれなりだったり、茶葉自体に力が伴わない場合などは
とても硬い葉底のままになります。(わざと強火にした場合は除きます)
そういった意味で、中火と強火の中間位という、それなりに強い火入れにも関わらず
この弾力の強さを持っている葉底にできるというのは
もともとの茶葉のパワーも然り、茶師の技術も然りということなんですね。

良いものをいただきました。
いくつかは帰りの寝台列車の中で飲んでしまったのですが
しかも簡易茶器どころかチャトルでという・・・
勿体無かったですね・・・(^^;

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 2:24 AM

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)