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This article was written on 11 7月 2012, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 福建省, 青茶 Oolong Tea.

佛手

佛手

北京のお茶屋さんAからいただいた武夷岩茶の佛手です。
おそらく時期的に2011年のものかと思います。

佛手だけに茶葉は大きめ、若干砕けも見られます。
これは1回分に分ける際に砕けてしまったように思います。
黒に近い褐色で、白毫が光っているのがわかります。
蜜のように成分が出ている部分もあります。

1回分のみいただいたので鑑定杯の使用はなし。

佛手
茶壷使用

透明感のある落ち着いた褐色の水色です。
さわやかな花の香りと旨みのバランスが絶妙で美味しいです。
少し香ばしさのような火の香りもあり、かなり好み。
佛手独特の柑橘系の香りはかなり控えめで殆ど感じません。
2011年のものかと思っていたのですが、この熟成感から2010年のものかもとも・・・
正解は聞いていないので不明ですが、良い岩茶なので長期間楽しめる感じです。

湯温が下がると深みのある回甘が出てきます。
とろっとした茶水と合わさって、かなり美味しく感じます。
ちょっと冷えてきた位の方が美味しいかも。

煎持ちは普通といった感じです。
4煎目あたりから失速してきて5煎が限度かなといったところでしょうか。

佛手

やわらかくて綺麗な葉底です。
砕けは少し見られるものの、全体的には綺麗に揃っています。

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