四川省雅安で購入した兄弟友谊藏茶です。
四川雅安友谊茶叶有限公司の製品で
成都の街中にもお店が結構あるのでご存じの方も多いメーカーさんだと思います。
広東省を中心に国内では結構手広く展開しているようです。
色々な形状や量の商品がありましたが、一番お手頃な量だったのがこのパッケージです。
2010年5月23日製造とあります。
中には1回分ずつのタブレットが2つ入っています。
金色と銀色、それぞれの紙に包まれている状態で
金色の方が金尖、銀色の方が康砖になっています。
まさにお土産に最適なパッケージですね。
ここでは康砖の方を。
緊圧は意外とそれほど強くないです。
茎の部分がしっかり確認できます。
鑑定杯には3gで統一したいので、一部を削って3gにしました。
薄い透明感のある水色です。
香りは結構強烈で香ばしさが感じられるものの、肥やしの香り・・・
ちょっと厳しいです;
味は癖が強く酸味を感じます。甘さはかなり控えめ。
ミネラル感というよりもエグミに近い感覚もあります。
難しいですね。
薄い褐色の水色です。
鑑定杯では強烈な肥やし臭さを出していましたが、かなり控えめに。
それでもこの独特の香りは難しいですね。
杯底香になると甘い香りも出てきますが癖しっかりある感じです。
酸味のある爽やかな味で、最後に喉に引っかかるエグミがあります。
厳しいかな・・・(^^;
葉の形がそのまま残っているような、発酵の強い蔵茶には珍しいタイプの葉底です。
どちらかというと普洱茶のような葉底です。
葉は思ったより大き目で、普洱茶の葉底みたいです。
この独特の香りで好き嫌いが分かれそうな蔵茶です。
最初にこの蔵茶を飲むと蔵茶好きにはならないような・・・(^^;