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This article was written on 04 10月 2012, and is filled under delicious teas, 南投県, 台湾, 青茶 Oolong Tea.

凍頂烏龍茶 2012年 春 中火

凍頂烏龍茶 2012年 春 中火

台湾の作り手さんBの凍頂烏龍茶です。
2012年の春茶で中火(中焙煎)で
鹿谷郷農会主催の品評会で3等のものとのこと。
#とはいえ、現地の品評会って開催数が多すぎて
#それだけで判断できるものじゃないのですけども。(^^;

中焙煎なので何度か火入れを繰り返して作られています。
このお茶の最終焙煎日は5月19日だそうです。

大きさはおおむね揃っています。
ずっしりとした茶葉で火の良い香りがあります。
黒褐色を基調とした色調で艶がしっかりあります。
製茶後の砕けは見られませんが、
包揉の際にできたと思われる半端な大きさの茶葉が少し見られます。

凍頂烏龍茶 2012年 春 中火
鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

甘い蜜の香、火の香があります。
香りの持久性は良い方だと思います。
明るい透明度の高い褐色の水色です。
深く透明感のある甘味と旨味があります。
若干の柔らかい収斂味がありますが、弱いのでそれほど気になりません。
1煎目も2煎目も大きな味、香りの変化はなく、煎持ちは良さそうです。

凍頂烏龍茶 2012年 春 中火
蓋碗使用

薄い金色の水色です。透明度も非常に高いです。
ちょっと驚く程に甘さが引き出されています。それと旨味もしっかりあります。
繊細さには若干欠けますが、かなり美味しいです。
香りも蜜の香がしっかり出ていて好印象です。美味しい。

凍頂烏龍茶 2012年 春 中火

綺麗な葉底です。
全体的に柔らかく、砕けもありません。
艶もあって、厚みも十分にあります。
たまに成長度がぐっと上がった葉があるのは気になります。

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