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This article was written on 07 2月 2014, and is filled under delicious teas, 南投県, 台湾, 青茶 Oolong Tea.

凍頂烏龍茶 2013冬茶

凍頂烏龍茶 2013冬茶

台湾の作り手さんAの凍頂烏龍茶です。
2013年冬茶で11月下旬の摘み取りです。

伝統的な製法を今も守っている作り手さんのもので
今は少なくなった龍眼の炭で焙煎した凍頂烏龍茶です。

黒褐色を基調に緑が差した暗い色調の茶葉です。
冬茶なので少し茶葉は大きめ。
とはいえ、一般的な冬茶の大きさよりは全然小さく
この作り手さんの春茶に比べると大きいというレベルです。
全体的に艶があり、白毫が差しています。
1粒1粒の重量感もしっかりあります。

凍頂烏龍茶 2013冬茶
鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

飴色の透明な水色で亮度も非常に高いです。
見事な花香です。ちょっとびっくりする位に素晴らしく出ています。
ほっこりとした香ばしい火の香りもあって素晴らしい。
味わいは甘みと複雑なミネラル感、旨みが上手に纏まっていて深い。
柔らかな収斂味がまた奥行きを出しています。
茶樹はそれなりに成長しているものなのか、味わいが非常に優しく複雑でクリア。

2煎目も香り、味わい共に殆ど変化がありません。
これも凄いですね。
煎持ちも相当良さそうです。

凍頂烏龍茶 2013冬茶
茶壷使用

金色の美しい水色です。
透明度、亮度は文句なしに高いです。
綺麗な花香。味わいも深くて複雑な旨みが甘味で旨くまとまっています。
収斂味も感じず、旨みに変化しています。
美味しい。

凍頂烏龍茶 2013冬茶

葉底も非常に美しいです。
葉の砕けやちぎれもなく、かといって揉捻も弱いわけでもなく
むしろしっかり行われています。
見た目よりも触ると非常に柔らかく弾力が凄いです。
冬茶でこの柔らかさが凄いですね。
技術が段違いにすごいなぁと改めて思います。

この作り手さん、先日お伺いしたときに聞いたのですが
どうも大陸から製茶、焙煎指導の依頼が凄いんだとか。
他にも焙煎して欲しいという依頼なんかも多いとか。
昔ながらというよりも古式というような焙煎方法を今も行っている
数少ない作り手なので、あちらでも評判なようです。
でもご本人たちは全くその気はなくて、断るのが大変だとぼやいていました。(笑

この作り手さんの凍頂烏龍茶は一般的なお茶よりも絶対的に水分量が少なく
実質、賞味期限の無い、時間をかけて後熟成すればするほど美味しいお茶です。
毎年、この作り手さんの凍頂烏龍茶を飲んでいると分かるのですが
確かに新茶の状態でも充分すぎるほど美味しいとはいえ
最低1年は置いておいた方が絶対的に味わいが深くなって美味しくなります。
そういった意味ではまだ少し若いなと思わせる味わいです。
これは私自身の好みのベストとしては1年置いておきたいです。
が、日本のみなさまは新茶好きですよね~(^^;
ショップにリリースする時期を変えようか考えていたりもするのですが
新茶と後熟成を行ったお茶との違いを比べてみたい場合も多いかもとか考えていたり
なかなか難しいです。

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