恩師の友人のメーカーさんLからいただいた滇紅(雲南紅茶)です。
このメーカーさん。
最近の中国の発展ぶりを示しているかのようなスケールで
本社は福建省武夷山にあるものの、メイン事務所は北京。
会社としては中国各地のお茶を扱っているようです。
ワインで言うネゴシアンみたいな感じでしょうか。
雲南省の凤庆(鳳慶)の紅茶で
標高1000m以上の場所で採れた茶葉を使用しているそうです。
滇紅らしい金色の茶葉です。
芯のみのようで、見事な金毫に覆われています。
大きさは比較的揃っていて均一、砕けも少ないようです。
砕けているのは多分私の持ち歩き方法が手荒だったせいかな・・・と。
甘い滇紅特有の香りがあります。
透明感の高い褐色の水色です。
香りは甘いキャラメルのような滇紅特有の香りから醤油香に変化します。
あまり持続性は高くないようです。
甘味が強く旨味も十分にあり、非常にクリアな味です。
雑味などは一切感じません。
逆に単調になってしまうような印象があります。
品種は不明ですが、味などの感じから勐庫大葉種かも。
若干青みがかった金色の水色です。
さらりとした甘いお茶に仕上がっています。
旨味は十分にありますが、やっぱり味の構成が単調ではあります。
香りは強くありませんが甘い花香があります。
煎持ちは普通といった感じ。
ジュンサイのような葉底です。
大葉種の芯のみで作られているようです。
柔らかさも十分です。