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This article was written on 04 5月 2011, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 雲南省, 黒茶 Dark Tea.

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勐海生餅


北京の行きつけのお店で購入した勐海生餅です。
勐海班章正山茶厂(モウ海班章正山茶廠)の2007年の生茶で老板のお勧めでした。
班章正山とありますので班章山のメイン茶区のものになります。
班章山といっても山ではなく
雲南省のミャンマーとの国境近くにある布朗山の中の村を指します。
布朗山というと六大茶山の1つとして有名な地域でもあります。
場所をGoogle Mapで確認する事ができますが
行くとしたらミャンマーから向かった方が良さそうな場所です・・・(^^;
(その行き方が許されるかどうかは別として)
班章山の普洱茶は香气高、茶气重(香気高、茶気重 = 香り高く味はしっかり濃厚)と言われ
その強さと人気の高さから、普洱茶の王とも呼ばれます。
ちなみに女王は易武山のお茶を指します。

とても綺麗な餅面です。
適度に隙間もあるので熟成にも良さそうな感じです。
ちょっと見とれてしまう位に綺麗な餅茶です。

割と崩しやすい、そんなに硬くない餅茶でした。
とはいえ、手では崩せず普洱刀(というか千枚通し)を使用しています。


鑑定杯使用

綺麗な黄金色の水色で、とろっとした茶水です。
蘭香、梅香を感じます。
甘みと弱い酸味と渋みのバランスが良く、丸い柔らかな味です。
とても丁寧に作られているのが伝わってくるようで
大事に飲まなくちゃと思わせるものを持っています。


茶壷使用

淹れた直後は透明感のある黄色の水色です。
ちなみに茶海に入れたまま時間をおくと赤みが増してきます。
柔らかい茶水で味も香りもちゃんと主張しながらもかなり丸いです。

くたくたの柔らかい葉底です。
緑が綺麗です。
葉の形も綺麗に残っていますし、茎もちゃんと入っています。
保存用と楽しむ用と複数の餅茶を持っているのと
まだまだ熟成が進んでくるような感じなので、随分と長い間、楽しめそうです。(^^

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