吴建立の树枝笔架(樹枝筆架)です。
1971年生まれ、国家工艺美术员(工芸美術員)の作家さんです。
笔架というのはその名の通り、筆置き。
といってもこの場合は書道の筆ではなく
茶盤の上などに置いて、養壷用の筆を置くためのものです。
清水泥で作られています。
他にもこげ茶色した紫泥のものがありましたが
見事に本当の枯れ枝っぽすぎて、逆になんだか微妙な感じになっていたので
色合いの明るいこちらにしました。
この作家さん、茶壷を作るというよりは
基本的に茶宠(茶玩)や茶杯を作るのがメインの作家さんのようです。
で、こちら。
養壷をしない私が何で購入したのかというと
茶道具置きにするためだったりします。(^^;
茶漏斗、茶匙、茶鋏、茶針、茶勺とセットになっている茶道具ですが
実際使うのは茶鋏、茶針(茶匙代わりに使います)位のもの。
であればこれだけを置いておく笔架が欲しいなぁと。
逆にこの2つだけだと茶筒が寂しくなってしまうので
笔架が使えるかもと睨んでいたんですね。
11月の中国大移動中に各地の茶市場で笔架を物色していたのですが
なかなか良いデザインや品質のものがなく、諦めていたところに出会いました。
何だか結局北京のいつものところなんですけどね・・・(^^;
茶席をどうするかによりますが、次回のお茶会でデビューするかもしれません。