北京のお茶屋さんFで購入した大益七子饼茶(大益七子餅茶)7262です。
熟茶で2010年9月13日製造の批次は003になっています。
大益の7262というとバランスの良さで有名です。
この茶号を指定して購入する人も多くいる程だったり。
茶号通り6級茶葉を使用していますが、宮廷級の茶葉も使われていると説明する人もいたり
確かに餅面は非常に美しく、そんな感じの茶葉も確認できます。
お茶の良い香りが強く感じられます。
本当に餅面が美しいです。
艶のある餅面で茶葉は荒めと細かめのブレンドで好印象♪
緊圧が弱い訳ではないのですが割と楽に崩すことができます。
崩れた茶葉も綺麗です。
そして本当に良い香りがするのでこのまま香りだけ嗅いでいたくなります・・・(危ない;
透明感のある濃い褐色の水色です。
若いのにこの透明感はなかなかいいですね。
さっぱりとした甘さが強いです。
若いのでそんなに期待していなかったせいか、非常に美味しいです。
爽やかな甘みと味の厚みが心地よいです。
さすが名茶号。外しません。
独特の荷香のような漢方薬のような香りが癖のようにありますが
そんなに苦手な方もいないのでは?という優しさで
むしろこの「癖」が後を引きます。
更に花香も出てきます。これは凄い。
宮廷級の茶葉も使われていると言われるのも納得。
まさに宮廷普洱茶の癖の味ですね。これ。
宮廷普洱茶をもっと甘くした感じといったら良いでしょうか?
綺麗な褐色の水色です。
爽やかに甘いです。しかも深みのある甘さ。
鑑定杯では感じた癖は気にならないですね。
逆に後を引く特徴のような感じで存在しています。
むしろ花香がしっかり出てきて、聞香杯を使いたくなる位の状態に。
これは美味しい。ちょっと止められなくなりますね。
大量買いしておいたほうがいいかな・・・
葉底。ちょっと驚く柔らかさでした。
やっぱり芽が多く入っているんですね。
あの癖はやっぱり芽からだったのだと思います。
茎や成長した葉の部分も全体的に柔らかく、何だか熟茶にしては意外というか。
葉底で感動する普洱茶というのも久しぶりです。(笑