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This article was written on 11 2月 2014, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 福建省, 青茶 Oolong Tea.

天心岩 黄玫瑰

天心岩 黄玫瑰

メーカーさんIの岩茶、黄玫瑰です。
2013年の春の摘み取り、畑は天心岩にあります。
仕上げに結構時間をかけたそうで、上がってきたのが昨年末でした。

黄玫瑰はまだ比較的新しい品種です。
福建省农科院研究所(農科院研究所)が黄观音(黄観音)と黄棪から作出した品種で
1986年に開発を着手、1999年に固定化が成功、2005年に福建省で品種登録が行われ
2010年に商標登録が行われたとありますから、市場に出てきたのは2010年以降。
茶樹が育って収穫可能になるのに3年はかかりますので
2013年から本格的にお茶として市場に出てきたということになります。

褐色の縒りの緩い茶葉です。
細やかな艶のある比較的小さめの茶葉です。
大きさはまず均一、砕けも少ないようです。
甘い香りがあります。

本来は鑑定杯を使うようなレベルのお茶ではありませんが、あえて。(^^;

天心岩 黄玫瑰
鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

明るい褐色の透明な水色です。亮度も高く出ています。
高く綺麗な優しい花香があります。
甘くて爽やか。名前の通りといった香りです。
味わいは凄いなと素直に思える滋味とミネラル感があります。
甘味と酸味のバランスも良く、嫌な雑味もありません。
2煎目になっても味わいも香りも大きく変化することなく
いい岩茶だなぁと余韻と共にしみじみ。

天心岩 黄玫瑰
蓋碗使用

黄金色の綺麗な水色です。
透明度も亮度も高いので、美しい琥珀のような色合いになっています。
香りは見事な黄玫香。確かに優しいバラの香りです。
味わいは黄観音系特有の滋味がしっかり出ていて複雑。
そこに岩韻の複雑さと爽やかな甘味と柔らかな酸味が加わって
上品で軽やかな美味しさを作っています。
余韻も強く、体の中から黄玫香が戻ってきます。美味。

煎持ちも非常に良く、流石の持久性でした。
軽く10煎は続きます。
私の淹れ方は茶葉大目でサラリサラリと淹れる大陸流ですが
日本で一般的に言われる茶葉少なめの淹れ方でも相当続くのではないかと思います。
しかし、何で日本で淹れ方を教わるとあんなに茶葉が少ないんでしょうかね?
美味しいものも充分に美味しく入らないように思うのですが。(^^;

天心岩 黄玫瑰

ふわふわの柔らかい葉底です。
弾力があり、見た目からは想像できない柔らかさで驚かされます。
しっかりと醗酵されているのが分かる茶葉は
砕けも少なく、ほぼ元の葉の形に戻っています。綺麗。
葉底からも綺麗な玫瑰香がするのも凄いです。

良いお茶でした。満足。(^^

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