成都の直営店で購入した小砖黑茶です。
2011年9月22日の製造となっています。
四川紅茶で有名な宜宾川红茶业集团有限公司の製造する砖茶(磚茶)で
宜宾市の製造です。
色々な形状や量の商品がありましたが、一番お手頃な量だったのがこのパッケージです。
日本だったら100均で売っていそうなプラケースに入っています。
面白いです。
中にはチョコレートのように金色のアルミホイルで包まれた砖茶が入っています。
大きさはバラバラで1回分というより、適当に切り出した感じ。
断面だけ見ているとお菓子のような砖茶です。
随分木材っぽいというか・・・(^^;
一般的な黒茶と比べると明るいベージュ色の部分が多いです。
この部分、発酵が浅い、あるいは発酵していないんじゃないかと思うのですが。
なかなか面白い黒茶です。
鑑定杯には3gで統一したいので、一部を削って3gにしました。
非常に色の薄い、黄色の水色です。
透明度は高いです。
香りは木材の香り。まさに木の香りです。
味はしっかりとした甘さと旨味があります。
漢方薬のような癖もありますが、回甘はしっかりあり、好印象。
香りとのバランスがもう少し良ければ・・・という感じです。
薄い黄色の水色です。
しっかりと甘いです。癖のあるバニラっぽさもあります。
香りは殆ど感じませんが、やはり木の香り。
ちょっと全体的に単調なのが残念ですね。気持ち奥行きが欲しい感じ。
とはいえ、とても飲みやすい黒茶であると思います。
かなり固い葉底です。
茎というより枝がそのまんま切った状態で入っています。
機械摘みの茶葉のようです。
葉自体は揉切というより、粉砕といった感じで切られています。ちょっと荒いです。