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This article was written on 23 10月 2011, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 福建省, 青茶 Oolong Tea.

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巖茶 水金亀


国内の中国茶専門店Aで購入した水金亀です。
以前北京で購入した水金亀が水が合わないのか茶水が濁って雑味がでてしまい
以来、ちょっと水金亀に対する自分の軸がずれてしまって・・・修正したくて購入しました。
火入れの加減は強めの中火かなと思う感じの濃い褐色の茶葉です。
茶葉は全体的に小さめで揃っています。
砕けは多いというか、火入れの影響で一定の大きさになっているような感じ。
軽く艶があり、火入れの焙煎香があります。


鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

清涼感のある柑橘系の香りがあります。
水色は非常に濃い褐色。透明感はあります。
収斂味が強く、火入れがしっかりしている感じです。
甘みと酸味、渋味のバランスがしっかりした感じでとれています。
煎持ちも良さそう。


蓋碗使用

褐色の綺麗な水色です。
甘い柑橘系の香りが非常に良いです。
火入れの味が強く、後から甘みと旨みがあります。
水金亀としての個性は少し薄いような物足りなさはありますが・・・
ここで購入する岩茶の作り手さんの癖なのか
火が結構強いクラシカルな感じです。
これは他の品種のものを購入しても同じで
悪い訳ではないのですが、モルトで言うボトラーズの癖みたいな感じで
妙に納得してしまいました。
サマローリのモルトがどれもサマローリ味みたいな感覚でしょうか?
お茶もお酒も同じなんですね。面白いです。(^^

しっかり肉厚の葉底です。
砕けていますが、火入れの砕けだと思います。
その火入れの強さゆえか、葉も結構硬さがあります。
こういうクラシカルな岩茶って逆に貴重かなとも思います。
多分、最近の軽火ブームの中にあっては、わざわざ強めの火入れにさせてるのではないかと。
私は結構火の強い岩茶は好きなので嬉しいです。

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