timor's log

Information

This article was written on 13 1月 2013, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 福建省, 青茶 Oolong Tea.

巖茶 白鶏冠

巖茶 白鶏冠

国内の中国茶専門店Aからいただいた2010年の岩茶の白鶏冠です。

白鶏冠というと普通はそれほど火を入れないものなのですが
この白鶏冠は掟破りという位に焙煎が強そうです・・・驚きました。
ここの岩茶の作り手さんは火が強いとは思っていましたが白鶏冠までもとは。(^^;

若干赤みを帯びた黒褐色の茶葉です。微かに艶も感じられます。
葉は火入れが強いことにより、細かくなっている部分も結構あります。
微かな花香を感じます。

巖茶 白鶏冠
鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

火の香りが強く出ています。
微かに花香がありますが殆ど感じません。
濃い褐色の水色です。透明度は低め。
ただし2煎目になると透明度が上がります。
重火ともいえる程の火入れで収斂味が強く出ていますが
強く残るタイプのものではありません。
2煎目になると収斂味がかなり収まってきますが酸味がその分強く出ていました。
旨みなどはしっかり持っているのですが収斂味と酸味に押されがちです。
白鶏冠らしさはあまり感じません。

巖茶 白鶏冠
蓋碗使用

褐色の透明度の高い水色です。
火の香りが感じられますが、白鶏冠自体の香りは殆ど感じられません。
甘みはありますが、旨みは少なめ。
好みもあると思いますが、白鶏冠らしさが感じられないのは残念です。

巖茶 白鶏冠

細かく砕けた葉の多い葉底です。
おそらく重火ともいえる火入れによるものだと思います。(重火だと普通はそんな感じ)
重火にしては葉も柔らかく、厚みのあるふっくらとした感じからも
元は結構良い葉を使っていたのかなと思います。

ここの茶師さんはどの岩茶でもすぐに分かる位に特徴的に強い火入れを行うのですが
ちょっと白鶏冠についてはやりすぎ感が否めないですね・・・
そろそろ私の中ではサマローリ味認定というか。
(サマローリというのはモルトウィスキーのボトラーズの1つで
どんな銘柄も同じ味になります。正直、どれを買っても同じ味・・・)
入門的なものをそろえているのは共感するのですが
白鶏冠がこれだと微妙な感じですね。(^^;
質のあまり良くない岩茶などは火入れを強くして難を隠すと言われていますが
葉底を見る限りではそれほどとも思えないので余計に残念な感じです。
銘柄によって火入れを変えるかどうかも茶師さん次第なんでしょうね。難しいです。

コメントを残す