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This article was written on 07 8月 2013, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 福建省, 青茶 Oolong Tea.

御茶园 丹桂

御茶园 丹桂

武夷山市茶叶科学研究所(武夷山市茶葉科学研究所)の丹桂です。
2013年の新茶で、2013年5月23日に仕上げが完了したものです。

小红袍と同じ御茶园(御茶園)で収穫された茶葉を使った岩茶シリーズ(?)で
武夷山市茶叶科学研究所や御茶园については
そちらのエントリに詳細を説明しています。


御茶园 小红袍

丹桂というのは新しい品種で品種番号は304。
1979年に武夷肉桂の自然交雑種から選出されて作られたといわれています。
育てやすく、早生種で他の品種よりも早く茶摘みができ
それでいて味わいも香りも良いという
作り手にとっては有難い品種でもあります。
なので生産量も伸びてきているようです。
最近はちらほらと色々な場所で見かけるようになってきました。

甘い香りの強い茶葉です。
黒褐色を基調とした色合いで、小さめの茶葉から大きいものまであります。
細やかな艶が確認できます。

量が少ないので鑑定杯は使用していません。

御茶园 丹桂
茶壷使用

赤褐色の透明度の高い水色です。
すっと通るような苦味が印象的です。
嫌な感じではなく、心地よい苦味で好印象。
その苦味の後を追うように滋味という印象の旨みと深みのある甘さが出てきます。
すっきり爽やか系の味のバランスで好みが分かれそうな感じですが、私は好きです。この感じ。
甘いだけだと飽きてしまうのですが、大人向け岩茶という感じ。
香りは特筆すべきものはありませんが、甘い花香があります。
ただし高さはそれほどありません。

苦味の印象が強いので好みが分かれるということもありますが
淹れ方も慣れていないと難しそうです。

この丹桂に限らずですが、岩茶というお茶は淹れ方が難しいお茶だと思います。
湯を注ぐ角度、勢い、もちろん温度によって
ガラリと印象が変わってしまう性質があるので
一定以上のものを求めると、淹れ手の技術も問われると思っています。
お店で試飲した際にはすごく美味しかったのに
自分で淹れたらアレ?もっと美味しかったよね?というのが多いお茶ではないでしょうか?

そんな岩茶の中でも、この丹桂は難しい方じゃないかなと思います。
もちろん茶師さんがどういう丹桂に仕上げたかにもよるのですが
この丹桂は慣れていないと甘さや滋味をマスクしてしまう位に苦味を際立たせてしまいそうな
バランスの取り方が難しいと思います。
一般向けじゃないかもですね・・・軽醗酵、軽火だったらいいかも。

煎持ちはとても良いです。
さらりさらりと淹れて15煎程楽しめました。
茶葉を大目にさらっと淹れる感じが一番バランスよく入るように思います。

御茶园 丹桂

しっかり醗酵しているのが分かる葉底です。
火入れによる砕けはあるものの、気になるほどでもなく
この火入れ(中火)の程度なら普通です。
肉厚で弾力のある茶葉で、一連のこのシリーズの中では一番美しいですね。

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