メーカーさんTの思茅 头春茶(頭春茶)、滇緑(雲南緑茶)です。
雲南省南部の思茅の標高1800m付近にある茶園で2015年3月25日に摘み取られました。
標高が高い場所なので少し茶摘みが遅くなっています。
雲南大葉種らしく大き目の茶葉ですが、白毫が多く、嫩度は高いです。
深緑に白毫の白が差し込んでいます。
大き目の縒りで、いわゆる毛峰タイプ。
甘い花香と滇緑独特の柑橘系の香りも感じます。
クリーム色のような薄い黄色の水色です。
亮度は高く、透明度もなかなか。白毫で若干濁っています。
柔らかい花香と穏やかな柑橘系の香りが良く出ています。
味わいは深みのある甘味、心地よい奥行のある旨味があり
茶葉の大きさからは想像できないような優しく繊細なバランスに仕上がっています。
雑味や渋みなどは感じません。
金色の透明度、亮度共に高い綺麗な水色です。
果実のような甘い香りがきれいに出ています。
柔らかい甘味と深みのある優しいミネラル感、旨味がバランスよく
今年も雲南緑茶は美味しいなぁと改めて感心させられました。美味。(^^
若草色の艶やかで肉厚、柔らかい葉底です。
砕けはあるものの、製法上仕方ないかなと許容できるレベルに収まっています。
弾力もしっかりとあり、それなりに発酵が進んでいるのも見て取れます。