5月 222014
 

C老師から譲っていただいた2008年の无量山(無量山) 寨子坡です。(未入倉)

先日、今年の新茶の仕入れに中国へ行った際に普洱茶の専門家である老師と
今年の普洱茶について話をしていた際に特別に譲っていただきました。
というのも今年の普洱茶はバブル再来状態で、とんでもない価格にまで上昇しています。
同じ質のものであれば昨年の10倍というものも少なくなく
いくらなんでも今年は手を出さない方がいいというのが老師のご意見。
まぁ実際、購入する茶葉のランクを落としでもしない限り手が出せないんですけどね。(^^;
確かにお付き合いのある作り手さんの話でも、
低地の茶園ものならともかく、それなりのものになると
この価格じゃ・・・となってしまっているのも事実。
ということで、しばらくはフレッシュな美味しい生茶を楽しむのには
相当な覚悟(というかお金)が必要になりそうです・・・orz

そんな話をしながら、未入倉のフレッシュ生茶が欲しかったのに・・・と
がっかりしている私を不憫に思ったのか(笑
老師から「2008年の凄く良いものなら特別に譲ってあげますよ」とお申し出が。
これがまた美味しくて当然のごとく入手してきたのですが
最初に申し出た購入数に老師から有難いアドバイスが。
「必ず今よりも美味しくなるし価値が出るものだからその倍は買いなさい」
ということで、かつてないほど確保してきました・・・
半分以上は老師が持つ保管庫(体育館位の広さがあります;)を間借りして保管してもらっています。
そんな老師のご好意で入手した无量山(無量山)です。

无量山は雲南省普洱市の景東彝族自治県にあります。
海抜3300mを越える地域で標高の高い地域は原生林のまま自然保護区に指定されています。
製茶の歴史も古く、三国時代にまでさかのぼります。
諸葛孔明が南征の際にこの地に住む彝族(イ族)に栽培技術を伝えたとか。
樹高の高い大葉種、古茶樹が多いことでも知られています。

このお茶は海抜1700~2400m付近の古茶樹から作られています。
当地に住む少数民族、彝族の茶師によるもので、普通に見たら原生林にしか見えないような
放置し放題の山の中にある半野生の古茶樹(無肥料・無農薬)から採取したそうです。
そのため標高が大体このくらいとしか分からないとか。(^^;
樹齢も200年は軽く越えていると思うとしか分かりません。

通常の餅茶は1枚357gですが、これは400gです。
ちょっと普通の餅茶よりも気持ち大きめな感じです。

餅面は艶やかな褐色で非常に美しく、白毫がかなり多く見られます。
輝いているかのような艶で、葉も1つ1つ綺麗に確認できます。
茎も芯も適度な感じで入っているような印象です。
甘い蜜香が感じられます。

外側と内側で配方は特に変えてません。
緊圧も硬すぎず弱すぎずといった感じで、保管状態も非常に良い感じです。
端の方は手で崩せます。


蓋碗使用

褐色の透明度の高い水色です。亮度の高さにも驚かされます。
綺麗な茶水です。
香りは高い花香。蜂蜜のような甘い香りが素晴らしく良く出ています。
まだ5年の未入倉ですが渋味や苦味といったものは殆ど、全くといってよいほど感じません。
これは无量山の特徴でもありますが、その特徴が良く出ています。
ミネラル感が非常の豊富で奥行きのある複雑な旨みと
柔らかくしっかりとした深みのある甘さが心地よいバランスで感じられます。
この蜂蜜香と甘さが凄く良いです。
回甘も強く、余韻も長く続きます。美味。

未入倉にも関わらず、柔らかく優しく、でもしっかりと美味しいです。
老師の話では一昨年までは全然強かったんだとか。
昨年末になってようやく変化が出始めて、今年になったら絶品になっていたと。
まだまだ変化するらしく、多分最終的にはこうなると思うよというお茶も飲ませていただきましたが
それはそれで濃厚な甘さで絶品でした。(^^

煎持ちももちろん良し。
煎を進めていくと花香が際立ってきます。
味わいの甘さは変わらずずっとあって、華やかさが追加される感じ。
更に進めていくと、ゆっくりフェードアウトしていきます。

柔らかい黄褐色の葉底です。
肉厚でフカフカといった感じ。
外観よりも嫩度が高いです。
葉脈がかなり大きいので野生茶樹に近い状態なのかも。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 6:28 PM

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