3月 012011
 


国内の中国茶専門店Aで購入した2010年の明前龙井茶(明前龍井茶)です。

龍井茶は非常に有名な緑茶で清の乾隆帝が愛飲していたことでも有名です。
(乾隆帝専用茶樹は十八株茶樹と言われ現存しています)
炒青緑茶になります。

浙江省杭州の西湖周辺で生産され、このあたりは産地保護指定されています。
このあたりは中国国内のちょっとしたリゾート地になっていて
お茶とは関係なく旅行に行っても楽しい場所でもあります。
2007年2009年の杭州旅行記)
西湖周辺の中でも獅峰、龍井、雲栖、五雲山、虎砲、梅家塢のものが良いとされていますが
これ以外の場所でも作られています。
杭州の西湖から離れれば離れるほどそのランクは落ちます。
実際、西湖周辺の観光地では質の良くないものや偽物(?)も多く売られ
現地での購入は政府指定の専売店か農家から直接購入するのをお勧めします。

龍井茶は緑茶の中でも新明節(4/5前後)以前に収穫された
明前茶が非常に価値が高いとされています。
ちなみに、穀雨(4/20前後)前の収穫であれば雨前茶と言われるのですが
販売される際に明前とあっても、雨前と明記(明言)されていることは殆どありません。
(聞けば教えてくれるかも)

茶葉は綺麗な緑と黄色で扁平形をしています。
所々、象牙色の産毛があるのが見えます。
茶葉の大きさも揃っていて非常に綺麗な茶葉です。


鑑定杯使用

甘い花の香りと香ばしさを感じます。
非常にふくよかな香りです。
味は非常に甘く、かなり後まで甘さが続きます。
渋みは殆どなく、爽やかです。
水色は綺麗な黄緑がかった金色。


蓋碗使用

水色の変化はそれほど無いです。(水量の違いがありますが)
薄い綺麗な金色をしています。

とても綺麗な茶葉です。
ちゃんと一芯一葉になっていて、芯(芽)と葉の大きさが殆ど変わりません。
(芽と葉の大きさが同じくらいであればあるほど良いとされます)
切り口の位置も色も綺麗で
こういうのを四絶(形が美しく、香りが馥郁、色は翠、味は芳醇)というのかも。
龍井茶を製造する際に使われる釜はこんな感じのものです。


杭州のお茶屋さんの店頭に飾られているのを撮影しました。

※このブログのお茶の感想については こちら

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