timor's log

Information

This article was written on 19 2月 2013, and is filled under delicious teas, 南投県, 台湾, 青茶 Oolong Tea.

杉林渓高山茶 2012冬茶

台湾の作り手さんCの杉林渓高山茶 2012年冬茶です。
11月中旬の摘み取りです。

この作り手さんは杉林渓ではコンテストで何度も特等奨を取る方で有名ですが
こだわりの作り手でもあり、何と雲海の上に製茶場を建てています。
(物凄い絶景です。見渡す限り茶畑と雲海・・・)
普通は摘み取った茶葉をトラックに乗せて山を急いで下って製茶場まで運ぶのですが
この方は山を登っていくという・・・
ご本人曰く、標高の高い場所で茶樹を育てるのはもちろん
製茶も標高が高い場所じゃないとダメなんだとか。
標高が低い場所で製茶すると味や香りが変わってしまうと話していました。

大ぶりの良く団揉された茶葉です。
艶もしっかりあり、白毫が確認できます。
大きさは殆ど均一、深緑をベースに金色の茎が美しいです。


鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

薄い黄色の透明度の高い水色で、亮度も良く出ています。
乳香を帯びた花の香で冬茶らしい落ち着いた香りになっています。
甘く、旨みが強く、雑味のない、甘露のようなお茶で
春よりも清らかで高山気を感じますが
旨みや香りがまだ落ち着いていないような感じも。


蓋碗使用

金色の綺麗な茶水です。
透明度も高く、亮度も十分。
乳香と花の香りを感じますが、まだ落ち着きが出ていない様子。
味も青っぽさと荒さがあり、甘さや旨みは十分にあるものの
まだ火を入れながら熟成させておいた方がよさそうです。

醗酵は均一にしっかりされているようです。
冬らしく肉厚でしっかりとした葉底なのに柔らかいです。
葉の大きさも揃っていてきっちり一芯三葉で摘み取られています。

雲海の上にある製茶場で製茶されているからでしょうか。
とてもパワーのあるお茶になっています。
落ち着くのが楽しみなお茶です。

コメントを残す