9月 272011
 


台湾のお茶屋さんAで購入した2010年の梨山高冷茶、大禹嶺茶区の冬茶です。

高冷茶というのはおおむね標高2000m以上の地域で取れたお茶のことです。
(高山茶が大体1000m程度から名乗れます)
ですので同じ梨山のお茶でも、栽培された場所の標高によって高山茶であったり
高冷茶と名乗ることができたりするルールになっています。
しかもこの大禹嶺茶区というのは、おそらく世界で一番標高が高いのでは?という高さで
何と2600mもの高さにあります。
何か普通にお茶を栽培する状態じゃないと思うのですが・・・
実際、斜度も凄いらしいです。
更にこの茶区では年に2回のみの収穫で、国賓用茶葉の栽培もしていることで有名です。

本来であれば鑑定杯を使用するのには勿体無い茶葉ですが
勉強のためにあえて使っています。

ボールの様なみっちり締まった丸い茶葉です。
硬く締まっているのですが弾力があり、ボールみたいです。
色はモスグリーンを基調とした緑のグラデーションと
茎の黄金色の対比が綺麗です。
既に爽やかな清清しい甘い香りがあります。


鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

美しい黄色の水色です。透明感もかなり高いです。
香りはまさに「これが梨山だ。」みたいな柔らかい品のある花の香りが強いです。
ほんの少し乳香もあります。優しい香りです。
茶水はさらっとした軽い感覚なのですが、一口含むと「分厚い」と感じる味の厚みがあります。
甘みと柔らかい気持ちの良い渋味のバランスが非常に心地よいです。
煎持ちも良さそうです。1煎目も2煎目も殆ど変わりません。
若干丸く柔らかくなった位でしょうか?


茶壷使用

綺麗な金色の水色です。これ以上ない程に茶水が透明で本当に綺麗です。
甘い花の蜜の香りがします。
味も丸く甘く柔らかで、飲みこんだあとにもう一度香りだけが帰ってきます。
これは凄いですね。
煎持ちも非常に良くて1日中楽しめました。15煎はいただいたような。
これぞ高山茶。絶品ですね。

物凄く美しい葉底です。
お浸し状態の柔らかさにも驚くのですが、その状態にも関わらず葉が分厚いこと。
更にシルクの様な手触りで、こんなに触っていて気持ちの良い葉底も珍しいです。
葉の砕けも全く無いという位に見当たりません。
艶もあって本当に綺麗です。

※このブログのお茶の感想については こちら

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