5月 052011
 


国内の中国茶専門店Aで購入した2010年の嶺頭単欉(岭头单丛・嶺頭単叢)です。
扱っている嶺頭単欉の中にもいくつかランクがあり
一番良いものがこの極品でした。
嶺頭単欉は同じ広東省の鳳凰水仙種の突然変異種で作られたお茶といわれています。
鳳凰水仙種というと鳳凰単欉でも使われる茶樹品種です。
鳳凰水仙種といっても非常に沢山の品種に細分化されていて、ざっと80種類はあるとか・・・
自然交配すると混ざりやすい品種のようです。
嶺頭単欉種も近年になって発見されたものの1つになります。
この鳳凰水仙種。非常に複雑です。
まだ理解しきれていないのですが、どうやら黒葉単叢と白葉単叢に分類されます。
(葉が黒っぽいか白っぽいかの違い)
この嶺頭単欉種は白葉単叢に属します。
上記の品種で分類するのとはまた別に、香りの種類で分類する方法も。
玉蘭香とか芝蘭香というのがそれです。
どうやらすぐに新品種(というかかけ合わさってしまうから?)が出てしまうので
香りで分類していく方法がお茶に関しては主流になっているようです。
鳳凰単欉がまさにそうですね。
嶺頭単欉種を使用しているお茶を嶺頭単欉といいますが、
ややこしいことに広東省潮州市饒平県嶺頭村(饶平县浮滨镇岭头村)で作られた場合も
嶺頭単欉と呼ばれます。
嶺頭単欉種を使っていなかったとしても嶺頭村で生産された場合には
嶺頭単欉と名乗っている場合もあるそうです・・・
難しいです。
また、鳳凰単欉を生産する潮州市潮安県鳳凰鎮、烏崠山は標高が高く海抜1000m以上。
そのため害虫なども少なく、農薬を使用する必要がありません。
三無主義と言われる、農薬、肥料、剪定を行わない栽培方法が今も守られています。
対する嶺頭単欉を生産する饒平県嶺頭村はもっと海側の標高が低い地域になります。
地図を見る限りではそんなに標高は高そうに見えません。
嶺頭単欉については三無主義とは行きそうにないですね・・・聞かないですし。(^^;
このお茶は広東省饒平県坪渓鎮嶺頭村で生産されたものです。
おそらく嶺頭単欉種とは思いますが、詳細な品種までは確認できていません。
乾燥茶葉の状態で強い香りを感じることができます。
濃厚な糖分の強いライチの様な香りです。
縒りはきつめで、全体的に細い茶葉です。


鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

水色は落ち着いたオレンジ色です。
1煎目の方が濃く出ています。
香りはライチとマスカットです。2煎目からは花の香りも出てきます。
それと若干の焙煎香もあります。
味は香りに反して爽やかな感じ。甘みは強くはないものの感じます。
適度な弱い苦味と酸味があります。渋みなどは感じません。


茶壷使用

オレンジ色の透明感のある水色です。
香りが華やかで、味のバランスも良いです。
爽やか系です。

緑と茶色の茶葉が混ざっています。
全体的には緑が多いですかね・・・?
縒りがきついのと、まだ全然抽出できるような状態なので
茶葉を広げるのが大変な感じですが葉の崩れもなく、柔らかい綺麗な茶葉でした。
かなり長く楽しめる茶葉です。
10煎は楽しめます。

※このブログのお茶の感想については こちら

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