8月 272011
 

4月末に購入し、4ヶ月使用した汤宣武の陶然自得という茶壷です。
養壷はあのピカピカが苦手なのと
購入したお店の老板にも、このレベルの茶壷には必要ないと言われていたので
いつもの様に養壷はしていません。
しかし、流石にこのクラスは土が違うのか先陣を切るかのように色艶が変化してきました。

一番良いのは未使用の同じものと並べて撮影することなのですが
未使用の同じ茶壷がありませんし(そもそも、そんな財力は・・・)
元の写真も定量化を気にして撮影していたものではないので純粋な比較写真にはなりませんが
雰囲気が伝わればと思います。
明らかに色が深みを増していて、静かな艶を帯びています。
以下が使用前に撮影したものです。

使用頻度は特定のお茶ばかり飲んでいる訳ではないので週1回ほどです。
特にいわゆる「養壷」はしていませんが、自然にこのような色と艶に変化しています。

ただし、何だか勘違いされていそうなのですが
「養壷」をしていないからといって放置しているわけではありません。(^^;
紫砂茶壷として鍛えることはちゃんとしています。
(養壷しない=愛情がないと思われているかもですが違います・・・)
紫砂茶壷を使用する目的の一部として
香りと味を補強する(といっていいのか?)というのがあります。
同じ種類の茶葉を使い続けることは当然ですが
何回かに1回は茶葉とお湯を入れたまま一晩置いておいたりして鍛えていきます。

また、茶壷には細かい穴が開いていますから
その穴が詰まらないように1~2ヶ月に1回は熱湯をくぐらせたりして掃除します。
というように、見た目ではない部分での手入れはしています。

日本は養壷を勧めるお店が多いですね。(場合によっては強制的な場合も・・・)
ピカピカにしたいか、どうしたいかによると思うのですが
何故養壷をするのかという根本的な視点が抜けている場合が多いように思います。
茶壷って養壷するものだみたいな感じで。
大陸などではどうしたいか(光らせたいか)があった上で
この茶壷には養壷が必要かどうかの話になるのですが
そのステップが日本には無いような。あってもいいと思うんですけどねー・・・
といってもそれなりに光らせたいけど養壷必要なしレベルの茶壷だと
日本じゃ輸入コストとかで勿体無くて使えないお値段になるのかもしれないですねぇ。(^^;

※このブログのお茶の感想については こちら

  2 Responses to “汤宣武 陶然自得 4ヶ月使用後”

  1. 初めまして。
    毎日拝見させていただいております。
    私も茶壷は養壷しなくてはいけないと思っておりまして
    購入した店の主人にご指導いただいて励んでいたのですが、結果ギラギラと光った茶壷になってしまい後悔しております。
    品があるとはいえない光方です。
    養壷をしなくてよいのならしなかったものを大変もったいないことをしました。ブログ主様のご意見は目から鱗が落ちる思いでした。
    養壷をしなくてよい茶壷はどこで購入できるのでしょうか・・・
    これからも拝見させていただきます。
    よろしくお願いします。

  2. はじめまして。
    養壷するかどうかは好みの問題と土質の問題だと思います。
    元々は上質な茶壷の土の艶を手に入れたくて広まった手法と聞いていますので(本当かは不明ですが)、上質であれば養壷が必要ないと言われる理由はここではないかと思います。
    とはいえ、形によっては一般的に上質とされる硬い土を使用できない場合もありますし、一概に言えませんが、艶(というかピカピカ)が欲しいかどうかだと思います。
    国内での茶壷の購入は殆どしたことがないのでお店は分かりません。
    良さそうな茶壷を扱っているお店は知っているのですが養壷推奨のお店でもあり(実際に行くと言われます・・・)、事実、光らせるなら養壷が必要かなと感じる土質なので(ちょっと土質が柔らかいんですね・・・)、私自身も国内では購入を躊躇している所だったりします。
    土質もそうですが養壷して欲しいんだろうなというお店の気持ちも考えると期待に答えられないので。(^-^;
    ただ、この茶壷のように明らかに養壷しなくても光るレベルは、国内で購入する場合は10万円前後になるのではないかと思います。
    (通常の輸入コストと利益を考えた場合)
    お値段を1つの目安にしてみても有効かもしれないですね。ご参考までに。
    とはいえ、光らせたくない場合はどんな茶器でも養壷する必要はないと思います・・・
    ちなみにこの茶壷もここで擦ったり磨いたりすると養壷したのと同様にピカピカになります。(^-^;;;

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