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This article was written on 24 10月 2013, and is filled under delicious teas, 紫砂茶器, 茶器 Teaware.

汤宣武 一粒珠

汤宣武 一粒珠

汤宣武の一粒珠という名の茶壷です。

ショップの方の在庫とあわせて複数あったのですが
完売したこともあって、最後のものを下ろすことにしました。
ということで改めてエントリ。

一粒珠というのは他の紫砂茶壷と同様に伝統的な形の1つで
元々は明代の惠孟臣(恵孟臣)が作ったとも言われています。

伝統的な形の茶壷は作者の技量とセンスが如実に出るというのは毎度毎度なお話ですが
先日お会いした方に
「日本じゃそんなちゃんとした茶壷を比較できるお店はないから・・・」
というお話を伺って、確かにそうだなぁと。

日本だと一般的に購入されるのは数千円レベルのものでしょうし
お店もそういったものが多く売れる&高いものはあまり売れないとなると
なかなか在庫も持たないので、確かに難しいです。
一部のお店ではいくつか扱っているとは思いますが
やはり作家さんが限られたり、そのお店の好みなどもあるので
満遍なく色々という訳にもいかないのが現状です。

汤宣武 一粒珠

ということでお勧めはネット検索。
淘宝(タオバオ)あたりで検索をかけると同じ形の茶壷の一覧が出たりするので
結構参考になると思います。
一同に比較できるのって結構いいです。
淘宝の検索フォームに形の名前と「紫砂」とでも入力して検索すると一覧で出てきます。
土質ばかりは分かりませんが造形バランスを比較するのにはいいと思います。
(慣れてくると作家さんの名前やランクである程度は想像がつくようになるのですが・・・)

とはいえ、淘宝でお買い物は慎重に。
実店舗でも同じことですが、偽物も非常に多いです。
これは茶器に限らずお茶も同じ。プーアル茶の大益の偽物も結構多いんだそうで
お、これは安いというのは大体が偽物なんだそうです。(^^;
ちなみに私は淘宝でお買い物は基本しません。
過去に利用したのは絶版になったプーアル茶の書籍位でしょうか?

汤宣武 一粒珠

で、この一粒珠。
殆どが何となく緩い造形になっていたりして、なかなか心に響くものが見つからないのですが
(最近は探すのさえ諦めつつあるような・・・)
このあたりは流石といった感じのラインが出ています。

泥料は原矿底槽清。
しっとりとした陶肌が心地よく、そしてしっかり締まった硬さがあります。
彼女の作品の中でもかなり良い土質ではないかと思います。
他の作品とはちょっとレベルの違う土質の良さがあります。

一粒珠の形にも色々ありますが、この形は落ち着いていて気に入っています。
それとこういった円球形って使いやすいです。
口が大きく開いているので岩茶や鳳凰単叢あたりにも向いています。
特に紫砂は鳳凰単叢とは相性が難しく
相当土質が良くないか使い込まないと香りを取られてしまいますが
ここまで土質がいいと楽に下しもできそうです。

ということで徐々に使っていこうと思います。
そろそろ茶壷置き場にも苦労するようになって来ました・・・
日本は地震もあるので飾っておくのが怖いんですよね。(^^;

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