お気に入りの作家、汤宣武の龙蛋壷です。
2013年に国家助理工艺美术师(工芸美術師)から国家工艺美术师(工芸美術師)へ昇格されたそうです。
凄いですね・・・若いのに。
やはり旦那さんが范泽锋老师というのが大きいのでしょうか?
同じ工房で大先生が作っているのを目の前に見ている訳ですし。(^^
ちなみに毎年数々の賞を受賞されているのはもちろんなのですが
宜興美術館に永久展示が決まったり
なんと彼女の茶壷の写真が切手になったりもしたようです。
龙蛋(龍蛋)というのは時大彬に由来する伝統的な茶壷の形の1つです。
名前とその形の通り、龍の卵を模しています。
少し前からこの龙蛋が欲しくて
10月〜11月の中国大移動中に各地の茶城で探していたのですが
(安徽省合肥・上海・成都・西安とか;)
形が何ともぼってりだったり、全体のバランスが取れてなかったり
土質が納得できなかったり・・・
結局探すのも面倒になってきて、もういつもの友人にお願いしたというものです。(^^;
やっぱり期待を裏切らずに造形が美しく、バランスが取れています。
原料は原矿底槽青です。
表面に自然な艶があり、しっかりと硬く締まっています。
造形のバランスも良く、見た目だけでなく非常に扱いやすいです。
これは持ってみると分かるのですが
バランスの良い茶壷を使うと、本当に動きやすいんですね。
何のお茶に使おうか思案中です・・・
そろそろ茶壷の置き場所も無くなってきました。(^^;
あけましておめでとうございます。
大晦日に持病(?)の急性胃炎をおこして
救急車のお世話にはならなかったものの、食事はもちろん水も飲めず
飲めるのは蔵茶だけという状態で、ようやく今日になって起き上がれるようになりました。
昨年の10月から11月にかけての中国・台湾大移動に続いて
12月の激務で本人が意識せずとも身体には相当負担になっていたのかなと
新年早々反省するような有り様です。(^^;
あいかわらずやりたいことはたくさんあるのですが
いかんせん、身体が動かないことには何もできないので
今年は自分の身体に気をつけるという目標ではじめようと思います。
他の目標は春節(中華圏のお正月)にでも。(笑
今年もどうぞよろしくお願いします。