5月 162011
北京のお茶屋さんAで購入した2011年の洞庭碧螺春です。
3月25日頃に摘み取られた明前茶で西山(洞山)のものとのことです。
螺旋状の茶葉ですが、以前私がいただいていた碧螺春よりも茶葉が大きいというか
縒りが緩めなのが印象的でした。
碧螺春というと縒りがきつくてグリグリに巻かれているイメージがあったもので。
白毫が多く、緑との対比が綺麗です。
かなり薄い黄色の水色です。
香りは豆の香りで中国緑茶らしいというか、碧螺春らしいと思うような感じ。
温度が下がってきてからは若干の香ばしさも感じます。
味は爽やかな苦味と碧螺春独特の甘みが軽くあります。
かなりすっきり系。
渋みや雑味は感じません。
柔らかくてすっきり、爽やかな緑茶です。
美味しい碧螺春だなぁとしみじみ感じるような、そんな感じ。
やっぱり私が思っている碧螺春の中では茶葉は大きめのようです。
ただし、基準茶とかを設けて用意していたわけではないので間違っているかもしれませんが・・・
綺麗なモスグリーンの茶葉で葉の崩れは殆ど見られず、綺麗に一芯一葉になっています。
ちょっと葉は硬い気がしましたが、気になる程ではありません。
柔らかい明前茶の茶殻は食べられるほどに柔らかいのですが(そして美味しい)
この茶殻はちょっとそれにしては硬いなという程度です。
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