3月 062014
 

涌溪火青 A

安徽省のメーカーさんBの涌渓火青です。
Aとあるのは便宜上命名したものです。
同じ涌溪火青を等級違いで入手したため、区別するために命名しています。
先日、産地見学に行った際に入手してきました。

涌溪火青は安徽省を代表する有名な銘茶ですが、年間生産量が少なく
確かに安徽省の茶市場でもメインのお茶として扱われているような感じではありません。
そのほかの地域では言わずと知れた状態で
聞けば産地である宣城市泾县(涇県)全体での年間生産量は100トン程度だとか。
涌溪村と黄田村でのみ作られていて、現在の工場の数は30ほどなんだそうです。

茶畑の標高などはすっかり聞くのを忘れてきましたが(^^;
決して低くはなさそうです。どちらかというと険しい山の中にありました。
使用品種は涌溪柳叶(柳葉)種。在来種です。
在来種といっても個体差が大きいようで、同じ茶畑の中にも
葉の形や大きさが3パターン位ありました。
茶樹品種には良くあることなんですけどね。

深緑の茶葉です。丸く丸められた独特の形状で艶があります。
白毫が多く、所々に白い部分が確認できます。
大きさはほぼ均一、若干気持ち大きいかな?という感じの大きさです。
爽やかな清清しい香りがあります。

涌溪火青 A
鑑定杯使用

薄い黄色の水色です。透明度も亮度も高く出ています。
香りは青竹のようなニュアンスのある花香。
味わいはすっきりとした甘味と爽やかな柔らかい苦味があります。
微かな収斂味もありますが、厚みのある味わいになっています。

涌溪火青 A
蓋碗使用

薄い金色の水色です。透明度、亮度共に良く出ています。
香りは爽やかな花香。若干弱い感じもします。
味わいはすっきり。甘味も強く、旨みもしっかりあります。
気持ち奥行きが欲しいかなという印象ではあります。

煎持ちが良いのも涌溪火青の特徴です。
この味わいは食事と合わせるといいですね。

涌溪火青 A

柔らかい綺麗な葉底です。
砕けも少なく、綺麗に一芯二葉で摘まれています。
大きさもほぼ均一。丁寧に作られているなと感心するような葉底でした。

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 11:37 AM

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