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This article was written on 11 1月 2014, and is filled under delicious teas, 南投県, 台湾, 紅茶 Black Tea.

溪頭高山紅茶

溪頭高山紅茶

台湾の作り手さんGの溪頭高山紅茶です。
標高1200m前後の茶畑から作られた茶葉を使っています。

この作り手さんが今年から紅茶も作り始めたとのことで
現地で試飲させていただきました。
これが驚くほどに美味しくて、大感動して購入させていただきました。

ここ数年の紅茶ブームで台湾の高山茶を作る地域でも
紅茶を作るケースが徐々に増えてきました。
とはいえ、多くのものは、本来の紅茶ほどの醗酵度まで言っているものは少なく
高醗酵烏龍茶というのが分類的には正しいかなと思っています。
(杉林溪烏龍紅茶あたりはそうじゃないかと思っています)
ですが、このお茶は紅茶レベルまで醗酵度を上げているそうで
研究熱心なこの作り手さんらしいお茶になっています。

紅茶ですが団揉されています。
茶葉の色は見事な濃い褐色です。
1粒1粒が小さく、ほぼ均一。重量感もあります。
香りは殆ど感じません。

溪頭高山紅茶

褐色の透明な水色です。
透明度が高く、亮度も高いので宝石のような美しさです。
香りは香ばしさと柔らかい花果香。高く出ています。
凄いのは味わい。
非常に深くありながら清らかな甘さと旨みがしっかり出ていて
これは美味しいと唸るような感じ。
微かな渋みが奥行きを添えていて
鑑定杯淹れだというのにグビグビ飲んでしまいたいような感覚になります。
回甘も強く、暫く余韻に浸れるのも凄いです。

溪頭高山紅茶

琥珀色の美しい水色です。
透明度、亮度共に文句なしに高くて美しい。
リンゴを連想するような見事な果香と香ばしさが心地よいです。
清涼感も感じられます。
なにより味わいが凄い。
濃厚に深く甘い。余韻を感じる甘さで、その後ろに複雑な旨みがあります。
実際、現地でこの甘さに驚いたのですが
日本の水の方がもっとこの甘さを引き出しているようです。
回甘も強く、飲み込んだ後にしみじみと甘く美味しい味わいを楽しめます。
これは本当に美味しい。(^^

溪頭高山紅茶

葉底を見て納得。確かに醗酵度は紅茶並みです。
醗酵度が高いので葉が開くことも、元の葉の形に戻ることはありません。
葉の大きさはほぼ均一、砕けもちぎれもありません。
肉厚でしっかりとした茶葉ですが、弾力はかなり強いです。
茎が柔らかいのも印象的。

11月の台湾では現地の方のご好意で日月潭の紅茶の産地などを
色々と回ってきたのですが、実はこの紅茶が一番美味しくて感動しました。
焙香高山茶も相当に美味しいのですが、この紅茶も凄いです。
日本の水で淹れて同じように美味しいと安心します。(^^

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