1月 082014
 

溪頭高山茶 2013冬茶

台湾の作り手さんGの溪頭高山茶 2013冬茶です。
標高1200m前後の茶畑から作られた高山茶になります。
このロットは10月30日の摘み取りで、品種は軟枝烏龍茶です。

この作り手さん、頑固でこだわりの強い方なのは春茶のエントリにアップしましたが
昨年は茶樹の状態が良くないと冬茶を作らなかったという方です。
これって凄い決断で、冬場の収入が0になるということです。
正直なところ、そんな決断をする作り手さんは殆どいません。
(ウチがお世話になっている凍頂の作り手さんは作るけど納得いかないと捨てる;)
今年は無事に冬茶を作ってくださいました。

冬茶らしいどっしりとした茶葉です。
深緑から明るい緑、茎の金色が混ざり合った綺麗な色合いです。
全体に細やかな艶があり、団揉も整っています。
1粒の重量感はしっかりあり、甘く深みのある香りがあります。

溪頭高山茶 2013冬茶
鑑定杯使用(左:1煎目 右:2煎目)

金色の透明度、亮度の高い水色です。
清らかな桜餅系の甘い香りと柔らかい乳香を微かに感じます。
味わいは見事に深い甘味、複雑な旨みと柔らかい高山気があります。
全体的にまろやか。そして驚くくらいの回甘もあります。
ここまで回甘が強いのは珍しいかもという位にしっかり戻ってきます。
冬茶らしい美味しさです。

2煎目になっても香り、味わいに殆ど変化はありません。
より回甘が強くなってような感じです。
煎持ちも香りの持久性も高く、非常に美味しい。

溪頭高山茶 2013冬茶
蓋碗使用

蓋碗に湯を注いだ瞬間にふわっと綺麗な花香を感じます。
透明度の高い若干緑がかった金色の水色で、キラキラと非常に美しいです。
香りは甘い桜餅と微かな柔らかい乳香。
味わいはしっかりとした甘味と爽やかな旨み。
回甘が強く、優しい高山気と非常に複雑ながらバランスよくまとまっています。
余韻が強くて、飲み込んだ後にも暫く花の香りが身体の中に戻ってきます。
春茶とはまた違う桜餅香があって面白いです。
ほんのりミルキー桜餅といった感じでしょうか。(^^

溪頭高山茶 2013冬茶

冬茶らしいしっかりと密度の高そうな葉底です。
肉厚ですが柔らかく、それでいて葉の砕けはありません。
大きさも揃っていて、良くあれだけ綺麗に団揉できるものだなと
改めて感心してしまうような葉底です。

もう少し時間をかけて落ち着かせたらもっと美味しくなるだろうなと
楽しみなお茶です。(^^

※このブログのお茶の感想については こちら

 Posted by at 12:55 AM

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