C老師が安徽省黄山まで出向いて監修(?)して作らせた黄山毛峰です。
2015年3月27日の摘み取りです。
特弐とあるのは老師ご本人がまだ改善の余地ありと思っているからなんだそうで
通常であれば余裕で特1の品質です。
まるで黄山毛峰のお手本のような見事な外観です。
雀舌の形状と魚葉、象牙色の白毫と金片と見事。
大きさも均一、砕けもありません。
ここまで完璧な黄山毛峰って初めてかもしれません。
謝裕大だったら贡茶か特一でもおかしくないと思うのですが・・・
鑑定杯を使用するレベルではないので使っていません。
金色の透明度、亮度共に非常に高い美しい水色です。
若草のような香りと見事な蘭香。高さも持久性も文句なしに素晴らしいです。
凄いのは味わいも。
粘性のある茶水で柔らかく深い甘味があります。
その後ろに綺麗なミネラル感と複雑で品のある滋味があって
実に優しく美味しいお茶になっています。
この品の良さは本当に凄い。
煎持ちも非常に良くて、ずっと楽しめました。
思わず笑顔になってしまうような凄い黄山毛峰です。
本当に美しい若草色の葉底です。
艶やかで大きさも均一。見事に砕けもない完璧な形です。
クタクタに柔らかく、弾力もしっかりあります。
葉底を見てもお手本のようなお茶です。
流石老師。