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This article was written on 24 8月 2013, and is filled under delicious teas, 中華人民共和国, 福建省, 紅茶 Black Tea.

特級 正山小種

特級 正山小種

ネットショップBの特級 正山小種です。
欧州向けのものではなく、中国国内流通のものとのこと。

細かい茶葉です。
揉切されているような細かさになっています。
金毫がかなり多く、正山小種には珍しいほどです。
濃い褐色の茶葉で正山小種にしては薄い色合いです。
そのせいもあって金毫が残っているのかもしれません。
(一般的には金毫があまり見えなくなるような製法になります)

特級 正山小種
鑑定杯使用

草っぽい香りがあります。燻香も欧州向けほどではありませんが強いです。
香りの持久力はあまり無いようです。
微かに果香が感じられますが、龍眼香という感じではありません。
水色は濃い赤褐色。透明度も亮度もあります。
柔らかい渋みと旨みがあります。甘さはかなり控えめ。
日本人が思うインド系の紅茶に近い味わいです。
何となく、正山小種じゃないような味わいですね・・・(^^;
味わいの方向が正山小種じゃなくて、どちらかというと祁門のような。

ちなみに、最近はかなり収まりつつありますが
一時の正山小種ブームで祁門などの違う地域の紅茶で火入れに失敗したものを
正山小種と偽って売り出されることが多くあります。
火入れが強いと燻香がついてしまい、祁門としては買い叩かれてしまいますが
正山小種とすればそれなりの高値がついて売れるということのようです。
これがそれなのかは分かりませんが、旨みのバランスが正山小種と違うんですよね・・・

特級 正山小種
蓋碗使用

褐色の透明度、亮度ともに高い水色です。
燻香は鑑定杯よりは弱くなって飲みやすい感じに。
草香は変わらず、果香は鑑定杯よりも感じられるようになっています。
柔らかい渋みと旨みのバランスが良いです。
おそらく日本人好みの味わいではないかと。
ただし、やっぱり正山小種っぽくない味の方向なんですよね。
火入れした祁門みたいな味わい。(^^;

煎持ちはあまり良くないようです。
3煎目で底が出てしまったのと、香りは2煎目で殆どなくなってしまいました。
工夫式で入れなければ美味しく楽しめそうな感じです。

特級 正山小種

揉切されている茶葉です。
芯はそれなりに多いので嫩度は高いと思います。
明るめの褐色の茶葉で正山小種には珍しいです。
全体的に硬め、弾力もあまりある方ではありません。
葉の厚みもあまりありません。

葉底の揉切されている様子(正山小種にもあるのですが)や
茶葉の色合いなどを見る限りでは、やっぱり正山小種らしくないような
違和感の残るお茶でした。
それなりに飲みやすいんですけど。(^^;

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